11月定期テストで差がつく!中1・中2の数学&英語の攻略法【富士市】
2025.9.29
荷川取
目次
はじめに

富士市内の中学校でも、2学期の締めくくりとなる11月定期テスト(期末テスト)が迫っています。
特に中学1・2年生にとって、数学と英語は「得点差が最もつきやすい科目」です。基礎の積み重ねがそのまま点数に直結するため、ここでしっかり取り組むことが、内申点や高校受験に大きな影響を与えます。
この記事では、中1・中2の数学と英語で成果を出すための具体的な勉強法を解説し、さらに保護者ができるサポート方法についても紹介します。
数学編|一次方程式・一次関数の攻略法

中1:一次方程式を得点源に
なぜ差がつくのか?
一次方程式は「解法パターン」が決まっているため、練習量に比例して得点が伸びる分野です。ところが、
・移項で符号を間違える
・分数や小数の処理で計算が崩れる
・文章題になると式が立てられない
といったミスが多く、点数に差がつきます。
攻略法
①基本問題の徹底反復
ワークや教科書の例題を何度も解き、式変形の流れを体に染み込ませる。
②途中式を必ず書く習慣
暗算で処理すると符号を落とす原因になる。ミスを減らす最短ルートは「丁寧に書く」こと。
③文章題は図や表に整理
「速さ」「割合」などは文章をそのまま式にせず、まずは図表に整理してから式を立てる。
👉 一次方程式を武器にできれば、テストで安定して高得点を狙えます。
中2:一次関数を制する
なぜ難しいのか?
一次関数は「グラフ」と「式」をつなぐ力が必要です。特に富士市の中学生から多いのは、
・y=ax+b の意味が曖昧
・グラフを自分で描けない
・文章題で式を立てられない
というつまずき。ここを克服すれば一気に差が開きます。
攻略法
①式の意味を言葉で説明できるように
「a=傾き=1増えたらどれだけ増えるか」「b=切片=x=0のときの値」と言えるようにする。
②グラフを手で描く練習
数値を代入して座標を取り、直線を実際に書く。目で見ると理解が深まる。
③文章題は条件を分解して式にする
例:「最初に500円持っていて、毎月300円ずつ使う」→「y=−300x+500」と変換する力を養う。
👉 一次関数は高校数学につながる重要単元。ここで理解を固めることが未来の学力の土台になります。
英語編|文法+長文読解の攻略法

中1:文法の基礎を固める
よくあるつまずき
・be動詞と一般動詞の使い分けが混乱
・疑問文・否定文の作り方が身についていない
・三人称単数(He plays)のsを忘れる
攻略法
①教科書本文の音読を徹底
声に出すことで「正しい語順」と「リズム」が定着。
②ワークの基本文を“書ける”まで繰り返す
ただ答えを読むのではなく、自分の手で書き、口に出して確認。
③疑問文・否定文の変換練習
肯定文を見たら即座に疑問文・否定文に直す練習で理解を深める。
👉 中1英語は基礎固めの時期。ここで文法の型を覚えれば、中2以降もスムーズに進めます。
中2:長文読解で差をつける
なぜ差がつくのか?
中2の英語は、不定詞・比較・助動詞など文法が広がるうえ、長文読解がテストで大きな割合を占めます。単語量やスピード不足が成績を左右します。
攻略法
①教科書長文の完全理解
和訳・音読を繰り返し、本文を丸ごと理解する。出題率が高い。
②単語の徹底暗記
1日10分で100語レベルを定着。暗記アプリや単語カードを活用。
③段落ごとの要約練習
「この段落は○○について書いてある」と日本語でメモしながら読む。全体の流れがつかめる。
👉 長文を読めるようになると英語全体の得点力が急上昇します。
保護者向け|お子さんをサポートする3つのポイント

1. 学習環境を整える
・テスト前はスマホやテレビを遠ざけ、集中できる空間をつくる。
・ダイニング学習も有効。家族の目があることで集中力が増す場合もあります。
2. 声かけの工夫
・「ちゃんと勉強した?」より「今日はどこを復習したの?」と具体的に聞く。
・苦手科目を責めるのではなく「ここを伸ばせば得点アップできるね」と前向きに声をかける。
3. 生活リズムを支える
・夜更かしは逆効果。記憶の定着には睡眠が不可欠。
・食事は栄養バランスを重視。甘い飲料やスナック過多は集中力を下げます。
富士市で定期テスト対策を考えている方向けの塾活用法

苦手分野を短期間で補強
数学の一次方程式や英語の文法など、ピンポイントで弱点を補える。特に計算ミスや文法の基礎抜けは家庭だけでは気づきにくい部分です。
勉強習慣をつくりやすい
塾に通うことで「決まった時間に勉強する」リズムができる。自習室を持つ塾なら、家以上に集中できる環境を提供してくれます。
学校別の出題傾向に対応できる
富士市内の中学校ごとに定期テストの傾向は違います。塾ではその違いを把握したうえで、ピンポイント指導を受けられます。
まとめ
11月定期テストは、中1・中2の学習理解度を測る大切な機会です。
中1数学:一次方程式を確実に得点源に
中2数学:一次関数で差をつける
中1英語:基礎文法を正確に使える力を養う
中2英語:単語+文法+読解力で長文を攻略
保護者は「環境づくり」「前向きな声かけ」「生活習慣のサポート」を通じて、学習を後押しできます。さらに塾を効果的に活用すれば、学校ごとの傾向に合わせた対策が可能です。
👉 富士市の中学生にとって、この11月のテストをきっかけに、学習習慣を整え、将来の高校受験に向けた確かな一歩を踏み出しましょう。
投稿者
荷川取
富士校舎の校舎長荷川取です!
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