富士市の公立小学生が『中学受験』で合格するための最強勉強法!
2025.2.15 富士校
荷川取
目次
富士市の公立小学生が『中学受験』で合格するための最強勉強法!
こんにちは!進学個別指導塾ノエクリ富士校の校舎長、荷川取(にかわどり)です。
富士市の公立小学校に通うお子さまの中にも、中学受験を検討されているご家庭が増えてきました。特に、中高一貫校への進学を目指す場合、適切な対策が重要です。今回は、静岡県の主な中学の入試傾向、おすすめの勉強法について詳しくご紹介します。
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■ 富士市近隣の中高一貫校と入試傾向
中学受験では、学校ごとに出題の傾向が異なります。それぞれの学校の出題傾向を知ることで、より効率的な対策を行うことができます。ここでは、富士市近隣の主要な中高一貫校の入試傾向を詳しく解説します。
1. 静岡雙葉中学校
入試科目:国語・算数・理科・社会
- 国語:
- 長文読解問題が中心で、記述式の設問が多く出題されます。
- 特に物語文の登場人物の心情を深く考察する問題が頻出。
- 論説文では、筆者の主張や理由を正確に理解し、それを説明する能力が求められます。
- 漢字・語句の知識問題も重要で、熟語の意味や文中の言葉の使い方を問う問題が多い。
- 算数:
- 計算問題や応用問題に加え、図形の面積や体積、角度を求める問題が多く出題。
- 「速さと比」「割合」「場合の数」など、思考力を要する問題が増加傾向。
- 単純な計算力ではなく、条件を整理し、論理的に解答を導く力が求められる。
- 理科:
- 生物・物理・化学・地学の4分野からバランスよく出題。
- 実験結果の考察問題や、グラフ・表を用いたデータ分析問題が頻出。
- 「なぜその現象が起こるのか?」を問う記述問題が増えており、論理的な説明力が必要。
- 社会:
- 歴史・地理・公民の3分野が出題。
- 資料を読み取る力が求められ、統計データや地図から情報を整理して解答する問題が多い。
- 時事問題も出題されるため、新聞やニュースに触れる習慣が重要。
2. 日本大学三島中学校
入試科目:国語・算数・理科・社会
- 国語:
- 説明文・物語文の両方からの長文読解が出題。
- 記述問題の割合はやや少なめだが、設問数が多く、スピードが求められる。
- ことわざ・慣用句・四字熟語などの知識問題も含まれる。
- 算数:
- 計算問題は標準レベルだが、文章題や応用問題では複雑な条件整理が必要。
- 「仕事算」「流水算」「図形の相似」など、応用力を試す問題が多い。
- 理科:
- 基礎知識を問う問題に加えて、実験の結果を考察する問題が多い。
- 電流やばねの伸び、浮力などの物理分野の問題が頻繁に出題される。
- 社会:
- 地理では、地形や気候の特色を問う問題が多い。
- 歴史分野では、年表や出来事の因果関係を理解することが求められる。
- 公民では、選挙制度や三権分立の仕組みに関する問題が出ることが多い。
3. 星陵中学校
入試科目:国語・算数・理科・社会
- 国語:
- 記述問題の割合が高く、長文読解問題では、自分の意見を述べる設問も出題される。
- 「指示語が指す内容」「文章の要約」など、論理的な読解力が必要。
- 漢字の書き取りや語彙問題の配点も高い。
- 算数:
- 計算問題はやや難易度が高く、ケアレスミスを減らすことが重要。
- 図形問題が多く、展開図や立体の切断に関する問題が頻出。
- 「つるかめ算」「倍数と約数」の問題が頻繁に出題される。
- 理科:
- 物理・化学・生物・地学の各分野からバランスよく出題。
- 実験や観察に基づく考察問題が多く、答えの根拠を論理的に説明する力が求められる。
- 社会:
- 資料を読み解く問題が多く、統計データを正確に分析する力が必要。
- 歴史の流れを理解する問題が出題され、出来事の因果関係を説明する記述問題もある。
- 地理では、気候や産業に関する問題が多く、実生活に結びついた学習が重要。
■ おすすめの勉強法
1. 学習スケジュールの作成と管理
中学受験は計画的な学習が不可欠です。受験までの期間を逆算し、各科目の学習計画を作成しましょう。
長期計画
学年ごとの学習目標を設定し、受験に向けた学習の全体像を把握する。
中期計画
3か月ごとに受験やテストを見据えた対策を実施し、弱点を補強する。
短期計画
1~2週間単位で学習スケジュールを立て、日々の学習を最適化。
2. 科目別の学習戦略
効果的な学習を行うためには、各科目ごとに適切なノートの使い方や問題集の活用方法を身につけることが重要です。ここでは、それぞれの科目における勉強方法を詳しく解説します。
国語(読解力・記述力を強化する)
国語はすべての科目の基盤となる重要な科目です。長文読解や記述問題に対応する力を養うことが求められます。
音読を習慣化する
音読は、文章のリズムや構造を理解するのに効果的です。毎日10分間音読を行い、文章の流れを把握する練習をしましょう。
指示語・接続詞を意識する
長文読解では、「この」「それ」「しかし」などの指示語や接続詞を意識することで、文章の構成が分かりやすくなります。
記述問題の練習
要約練習を通じて、文章の要点を正しくまとめる力を養います。「なぜそう思うのか?」を明確にするため、理由や具体例を盛り込むことが重要です。
語彙力を高める
新しく覚えた言葉を「使う」ことで定着させます。例えば、日記や感想文を書く際に習った言葉を意識的に使いましょう。
算数(計算力・思考力を伸ばす)
算数は問題演習を重ねることで、理解が深まる科目です。公式の暗記だけでなく、応用力を身につけることがポイントです。
基礎計算を徹底する
毎日の計算練習を短時間でも行い、計算スピードを上げる。例えば、四則演算や分数の計算を5分間で何問解けるかチャレンジする。
文章題を解く際は図や表を活用する
問題文の情報を整理し、図を書いて可視化することで、解法が分かりやすくなります。
ミスのパターンを分析する
ノートに「間違えた理由」と「正しい解法」を書き出し、同じミスを繰り返さないように対策。
過去問を活用する
中学受験の過去問を解き、出題傾向をつかむ。特に、難関中学の算数では「速さ」「割合」「立体図形」の問題が多く出題されるので重点的に練習。
理科(実験・観察・データ分析力を養う)
理科は、暗記だけでなく、実験や観察の理解が重要です。身近な現象を学びに結びつけることで、より深く理解できます。
実験結果をノートにまとめる
教科書の実験結果をノートに書き、なぜそうなるのかを自分の言葉で説明する。
図やグラフを読む練習をする
特に地学や物理の問題では、データの読み取りが必要になるので、過去問を活用して練習。
日常生活と結びつける
例えば、「なぜ雲はできるのか?」など、普段の疑問を理科的に考える習慣をつける。
計算問題にも慣れる
浮力や電流、濃度の計算問題を解く練習をし、計算過程をしっかりノートに書くことで理解を深める。
社会(各分野を体系的に学ぶ)
社会は、単なる暗記ではなく、流れを理解することが重要です。
歴史はストーリーで覚える
年号を丸暗記するのではなく、「なぜその出来事が起こったのか?」を考えながら学習する。
地理は地図や資料集を活用する
都道府県の特色をまとめたり、気候や産業の特徴を整理することで、暗記がしやすくなる。
時事問題にも目を向ける
公民の学習では、新聞やニュースを活用し、選挙や税制度などの仕組みを学ぶ。
テストの解き直しを徹底する
間違えた問題は解説を読んで理解し、次に同じ問題が出たら正しく答えられるようにする。
■ まとめ
富士市の公立小学校に通うお子さまが中学受験を成功させるためには、適切な計画と対策が重要です。受験校の特徴を把握し、自分に合った勉強法で学習を進めましょう。
ノエクリ富士校では、お子さま一人ひとりに合った個別指導や進路相談を行っています。体験授業や無料相談も受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
皆さまの受験対策を全力でサポートします!
投稿者
荷川取
富士校舎の校舎長荷川取です!
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