こんにちは！進学個別指導塾ノエクリの荷川取です。

今回は、旧帝大の1つである北海道大学の中でも入りやすい狙い目学部と、科目別対策についての記事です。

北海道大学を目指す人は参考にしてみてくださいね！

北海道大学
狙い目学部３選

①経済学部

偏差値	60.0
共通テスト得点率	75%
合格最低点	441/750
実質倍率	2.3倍

大学入学共通テスト配点(300点満点)

【外国語(60点)】英・独・仏・中・韓から1科目 【国語(80点)】国語 【数学(60点)】数IA・数IIBC 【理科(60点)】物理・化学・生物・地学から2科目 《地歴(40点)》地理総合・地理探求／歴史総合・日本史探求／歴史総合・世界史探求から選択 《公民(40点)》公共・倫理／公共・政治・経済から選択 ※地歴・公民から1科目選択 【情報】同点者がいる場合の順位決定に活用

個別学力試験配点(450点満点)

【国語(100点)】現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語 【外国語(300点)】英語コミュニケーションⅠ～Ⅲ・論理表現Ⅰ～Ⅲ・リスニング 《数学(100点)》数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ａ・数学Ｂ・数学C（ベクトル） 《地歴(100点)》歴史総合・世界史探求 ※地歴・数学から1科目

経済学部は北海道大学の中でも共通テスト得点率・倍率が低いため、狙い目です。

総合文系は学部別の受験よりも偏差値や合格最低点が高くなるため注意。

②総合理系

偏差値	57.5
共通テスト得点率	76%
合格最低点	433/750
実質倍率	2.3倍

大学入学共通テスト配点(300点満点)

【外国語(60点)】英・独・仏・中・韓から1科目 【国語(80点)】国語 【数学(60点)】数IA・数IIBC 【理科(60点)】物理・化学・生物・地学から2科目 《地歴(40点)》地理総合・地理探求／歴史総合・日本史探求／歴史総合・世界史探求から選択 《公民(40点)》公共・倫理／公共・政治・経済から選択 ※地歴・公民から1科目選択 【情報】同点者がいる場合の順位決定に活用

個別学力試験配点(450点満点)

【外国語(150点)】英語コミュニケーションⅠ～Ⅲ・論理表現Ⅰ～Ⅲ 【数学(150点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ａ・数学Ｂ・数学Ⅲ・数学C 【理科(150点)】物理基礎・物理／化学基礎・化学／生物基礎・生物／地学基礎・地学から2科目選択

総合理系は、理系学部の中では偏差値・共通テスト得点率・倍率が低い傾向にあるためおすすめです。

どの科目を重点型とするかによって個別試験での配点が変わるため、得意科目を1つは作っておくことが合格へのカギになります。

③医学部
保健学科-看護学

偏差値	50.0
共通テスト得点率	68%
合格最低点	374/750
実質倍率	1.8倍

大学入学共通テスト配点(300点満点)

【外国語(60点)】英・独・仏・中・韓から1科目 【国語(80点)】国語 【数学(60点)】数IA・数IIBC 【理科(60点)】物理・化学・生物・地学から2科目 《地歴(40点)》地理総合・地理探求／歴史総合・日本史探求／歴史総合・世界史探求から選択 《公民(40点)》公共・倫理／公共・政治・経済から選択 ※地歴・公民から1科目選択 【情報】同点者がいる場合の順位決定に活用

個別学力試験配点(450点満点)

【外国語(150点)】英語コミュニケーションⅠ～Ⅲ・論理表現Ⅰ～Ⅲ 【数学(150点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ａ・数学Ｂ・数学C（ベクトル） 【理科(150点)】生物基礎・生物必須、物理基礎・物理／化学基礎・化学から1科目

医学部保健学科-看護学は、偏差値・共通テスト得点率・倍率が低いためおすすめです。

北海道大学科目別対策ポイント

英語

• 試験時間：90分
• 問題構成：4題構成（読解総合問題2題、英作文、会話文と要約問題）
• 対策ポイント：
  • 長文問題集を使用して速読と精読の力をバランスよく鍛える。英語を和訳しながら理解を深め、定着を図る。
  • 語法・文法力を向上させることで、会話文や要約問題にも対応できるようにする。
  • 英作文は教科書の例文暗記や過去問練習で訓練し、表現力を向上させる。
  • 過去問を3年分以上解いて出題傾向に慣れる。練習中は解答のスピードと精度を意識し、速読力を養う。

数学

数学（文系）

• 試験時間：90分
• 問題構成：4題（高難易度）
• 対策ポイント：
  • 解ける問題を見極め、部分点を積み重ねる戦略で取り組む。
  • 東大・京大以外の旧帝大文系数学に比べ難易度が高いため、難しい問題には時間をかけすぎない。
  • 過去問や模試を通じて解答のポイントを整理し、解法の正確さを意識した演習を行う。
  • 自分の得意分野を確立し、確実に得点できる問題を見極める練習を徹底する。

数学（理系）

• 試験時間：120分
• 問題構成：5題（標準レベル、全問記述式）
• 対策ポイント：
  • 解法過程も採点基準の対象であるため、論理的で明瞭な答案作成を心がける。
  • 計算力や全範囲をバランスよく学習し、高得点を狙う医学部・獣医学部は特にミスを減らす訓練が必要。
  • 時間制限を考慮し、問題文の指示を端的に表現できる解答技術を身につける。
  • 過去問で、特に頻出する微分積分や図形問題に重点を置き、標準レベルの問題を速く解く力を養う。

国語

• 試験時間：120分
• 問題構成：4題（現代文2題、古文1題、漢文1題）
• 対策ポイント：
  • 現代文は記述問題が多く、筆者の意図や論旨を要約する力が求められるため、要約練習を重ね、語彙力を鍛える。
  • 設問に示された条件に合わせて、短時間で構成・推敲する力を養う。語句の暗記も徹底して得点源にする。
  • 古文・漢文は句形・語句の暗記と読解練習を行い、指示語の具体化や指摘を正確にこなせるようにする。
  • 漢字問題も出題されるため、頻出漢字を重点的に学習する。

物理

• 試験時間：2科目で150分
• 問題構成：3題（力学・電磁気は毎年出題、その他は波動・熱力学のどちらか）
• 対策ポイント：
  • 北大物理は基礎を重視した穴埋め形式のため、基礎原理をしっかり理解して解答する習慣をつける。
  • 計算力を養い、精度を重視しながら、過程を明瞭に示す解答作成を意識する。
  • 基本的な公式や定理を自分で導出できるレベルにし、原理の意味を把握して臨機応変に対応できる力をつける。
  • 過去問演習を活用し、頻出分野に重点を置いて学習する。

化学

• 試験時間：2科目で150分
• 問題構成：3題（理論化学・無機化学・有機化学）
• 対策ポイント：
  • 北大化学は教科書レベルの基礎事項が中心で、バランスよく出題されるため、無機・有機・理論を満遍なく学習する。
  • 用語や化学現象について理解を深め、自然にイメージできるようにしておく。
  • 計算問題を素早く解く練習と、基本的な用語や概念の暗記を徹底する。
  • 時間が限られるため、問題処理のスピードと正確さを重視し、過去問や典型問題集で演習を重ねる。

地理

• 試験時間：100分
• 問題構成：自然地理・人文地理・地誌のバランスが取れた構成
• 対策ポイント：
  • 地形や環境問題に関する知識を、資料集や地図帳を活用して視覚的に把握する。
  • 記述問題が多いため、短い解答で的確に表現できる記述力を模試や過去問演習で鍛える。
  • 地図やデータを読み取る問題への対応力を高め、時事問題も新聞やデータブックで確認しておく。
  • 立体的な地形図問題に対応できるように、地形や地誌分野の演習を積む。

世界史

• 試験時間：100分
• 問題構成：3題（西欧史・中国史を中心にオールラウンドに出題）
• 対策ポイント：
  • 教科書を精読し、縦の流れを含めて体系的に知識を整理する。
  • 重要なテーマや事件について、背景や結果を簡潔に論述できるように、用語や年表を活用し記述練習を積む。
  • 知識を論述形式で表現する練習を行い、過去問や論述問題集で素早く正確な解答作成を目指す。
  • 西欧史・中国史に加え、内陸アジア・西アジアなども対策しておく。

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