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九州大学の狙い目学部3選&傾向と対策

荷川取

こんにちは!進学個別指導塾ノエクリの荷川取です。

今回は、旧帝大の1つである九州大学の中でも入りやすい狙い目学部と、科目別対策についての記事です。

参考にしてみてくださいね!

九州大学の狙い目学部3選&傾向と対策

①教育学部

偏差値57.5
共通テスト得点率74%
合格最低点640/1050
実質倍率2.8倍
大学入学共通テスト配点(475点満点)
【外国語(100点)】英・独・仏・中・韓から1科目
【国語(100点)】国語
【数学(100点)】数IA・数IIBC
【理科(50点)】物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎から2科目 ※発展1科目も可
【地歴(50点)】地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択
【公民(50点)】公共・倫理/公共・政治・経済から選択
※地歴・公民から2科目選択
【情報(25点)】情報Ⅰ
個別学力試験配点(600点満点)
【国語(200点)】現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語
【外国語(200点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ
【数学(200点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学C(ベクトル)

教育学部は九州大学の中でも偏差値・共通テスト得点率が低いため、狙い目です。

②理学部
物理学科/生物学科

偏差値55.0
共通テスト得点率75%
合格最低点664/1150
実質倍率1.9倍
大学入学共通テスト配点(475点満点)
【外国語(100点)】英・独・仏・中・韓から1科目
【国語(100点)】国語
【数学(100点)】数IA・数IIBC
【理科(100点)】物理・化学・生物・地学から2科目
【地歴(50点)】地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択
【公民(50点)】公共・倫理/公共・政治・経済から選択
※地歴・公民から1科目選択
【情報(25点)】情報Ⅰ
個別学力試験配点(700点満点)
【外国語(200点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ
【数学(250点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学Ⅲ・数学C
【理科(250点)】物理基礎・物理/化学基礎・化学/生物基礎・生物/地学基礎・地学から2科目選択

理学部(物理学科/生物科)は、理系学部の中では偏差値・共通テスト得点率・倍率が低い傾向にあるためおすすめです。

③医学部
保健学科-看護学

偏差値55.0
共通テスト得点率69%
合格最低点476/850
実質倍率2.0倍
大学入学共通テスト配点(475点満点)
【外国語(100点)】英・独・仏・中・韓から1科目
【国語(100点)】国語
【数学(100点)】数IA・数IIBC
【理科(100点)】物理・化学・生物・地学から2科目
【地歴(50点)】地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択
【公民(50点)】公共・倫理/公共・政治・経済から選択
※地歴・公民から1科目選択
【情報(25点)】情報Ⅰ
個別学力試験配点(400点満点)
【外国語(200点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ
【数学(100点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学C(ベクトル)
【理科(100点)】物理基礎・物理/化学基礎・化学/生物基礎・生物から1科目

医学部保健学科-看護学は、偏差値・共通テスト得点率・倍率が低いためおすすめです。

二次試験よりも共通テストの配点が大きいため、共通テストで大きく得点を稼ぎ逃げ切りを狙いましょう。共通テスト・二次試験ともに英語の配点が高いため、十分な対策が必須です。

その他旧帝大のおすすめの狙い目学部

東京大学
京都大学
大阪大学
名古屋大学
東北大学
北海道大学

英語

  • 試験時間:120分
  • 問題構成:5題(長文読解3題、和文英訳1題、自由英作文または要約問題1題)
  • 対策ポイント
    • 長文は「内容一致」「空欄補充」など国公立の標準的な問題形式。特に小説の理解が求められることもあるため、論理展開や指示語を意識した精読力を養う。
    • 和文英訳や英作文対策として、定型表現や語彙を充実させ、練習問題を通して表現力を向上させる。
    • 過去問演習で時間配分を身につけ、設問が英語で出題される形式にも慣れておくことが望ましい。
    • 理系受験生は要約問題の対策も含め、問題のポイントを短くまとめる練習をしておく。

数学

  • 試験時間:文系120分(大問4つ)、理系120分(大問5つ)
  • 対策ポイント
    • 文系数学:標準レベルを確実に仕上げることが重要。融合問題にも対応できるよう、基礎から典型問題を確実に理解し、部分点の取り方を意識する。
    • 理系数学:出題頻度の高い「微積分」「ベクトル」「確率」「複素数平面」を中心に、部分点を確保しつつ完答を目指す。解答スペースが限られるため、簡潔で論理的な解答を心がける。
    • 計算力や設定を理解する練習が重要で、過去問・模試を中心に演習を重ねる。

国語

  • 試験時間:120分(学部によって異なる)
  • 問題構成:現代文2題、古文1題、漢文1題(学部による)
  • 対策ポイント
    • 現代文:硬質な論説文が出題されるため、論理展開を正確に把握することが重要。特に指示語を適切に読み解く訓練が必要。
    • 古文:文学史や古文常識も出題されるため、標準問題集や文学史の確認を行う。
    • 漢文:句法を正確に理解し、早く解答できるようにしておく。漢字の読み書きや重要語句の知識も忘れずに。
    • 現代文で論述力を養い、古文漢文は知識の正確さを重視することでバランスよく得点を狙う。

理科

試験時間:2科目で150分

物理・化学・生物・地学:学部ごとに受験科目が異なる

対策ポイント

  • 化学
    • 時間配分が難しく、大問5つ(理論、無機、有機、高分子)を解く時間管理が重要
    • 特に電子式や構造決定に注意し、過去問演習で標準問題を解き込むことで基礎を固める。
  • 物理
    • 必出の力学・電磁気に加え、波動や熱力学、原子物理の融合問題が出題されることが多い。
    • 長い問題文が特徴で、問題文からヒントを拾い出す訓練を重ねることが重要。
    • 単位を含めた丁寧な解答が必要で、標準問題集を基に解法をスピーディーに身につける。
  • 生物
    • 高得点を狙うには基礎知識の正確な定着が重要。出題されやすい実験・考察問題への対応力を養う。
    • 問題集を中心に図表の読み取りや知識の暗記を行い、正確な説明力を高める。

世界史

  • 試験時間:100分
  • 問題構成:3題(西欧史・中国史を中心に出題)
  • 対策ポイント
    • 重要なテーマについての論述や記述問題が中心。教科書の内容をしっかり整理し、背景や経過をまとめられるようにする。
    • 語句記述や短文論述が多いため、キーワードを交えた簡潔な論述力を鍛える。
    • 時事的な話題にも触れ、地図上で歴史的事象を視覚的に整理するなど総合的な理解力を高める。

九州大学合格レベルまで実力をつけるのに不安がある人は、是非ノエクリの授業を受けにきてください!

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