【金大附属中学】テストが終わってからが本当の勝負!金大附属中学生の「実力を伸ばす」振り返り3ステップ!【中学1~2年】
2025.10.14 有松校 金沢駅前校
小坂

目次
はじめに:テスト後の行動が「本当の力」をつくる

皆さんこんにちは!進学個別指導塾ノエクリの小坂です!本日は、金大附属中学の単元テスト後の振り返り学習についてお話しさせていただきます!
テストが返ってくると、まずは点数や平均点に目が行きがちですよね。でも実際に成績を伸ばしていく生徒ほど、点数を見たあとの行動が違います。
金大附属中学では、単元ごとに学習範囲が細かく設定されていますが、実際の学年末テストや実力テストでは、それらがまとめて出題されます。つまり、単元テストのやり直しが「実力テストの準備」そのものになるのです。
テストが終わったあと、「あ〜終わった!」で終わってしまうか、それとも「この問題、今度は絶対できるようにしておこう」と動けるか。このわずかな違いが、半年後・一年後の学力の差につながります。
テストの後こそ、伸びるチャンス。「できなかった問題を次で落とさない」——これが、実力アップの最短ルートです。
テスト直後の“記憶が新しいうち”に原因を整理する

テストが返却されたその日こそが、最も重要なタイミングです。点数に一喜一憂する前に、まずは「なぜ間違えたのか」を整理しましょう。
テスト直後は、「この問題、わかってたのにミスした」「時間が足りなかった」など、自分の中に原因の記憶がまだ鮮明に残っています。このタイミングでメモを取っておくことが、次の実力テストで同じ落とし穴を避ける第一歩になります。
間違いの原因を分類するチェックリスト
ミスの種類 | 具体例 |
---|---|
ケアレスミス | 符号や単位を間違えた、読み飛ばした |
時間配分ミス | 最後の問題に手が回らなかった |
理解不足 | 授業中の説明を思い出せなかった |
記憶不足 | 暗記内容をうろ覚えだった |
思考力不足 | 応用問題で筋道を立てられなかった |
間違えた問題を「できなかった」で終わらせず、“どうしてできなかったのか”を明確にすること。ここを曖昧にしたまま次のテストを迎えると、同じパターンの問題で再び失点してしまいます。
保護者の方は「どんなところでつまずいたの?」と穏やかに聞いてあげるだけで、子どもが自分で整理を始めやすくなります。
答えを見ずに“もう一度解く”

テストのやり直しというと、「答えを見て納得して終わり」になってしまう生徒が多いです。しかし、それでは理解が“頭の中だけ”で止まってしまい、実力テストでは活かせません。
大切なのは、「自分の力で再現できるか」を確かめること。一度ミスした問題を、自力で正答まで導けるようになることこそが、本当の理解です。
おすすめのやり直し手順
1.間違えた問題をコピーして、自分専用の「再挑戦プリント」を作る。
2.ノートやワークを見ずに、もう一度自力で解く。
3.2回目で正解できたら「一時的な理解不足」、再び間違えたら「根本的な理解不足」と判断。
この「再現練習」をしておくと、同じ単元が実力テストや学年末で再び出たときに確実に解けるようになります。「わかった」は、あくまで頭の中の理解。「もう一度解けた」で初めて、力として身付くのです!
「次に同じミスをしない」行動計画を立てる

振り返りの目的は“反省”ではなく、“改善”です。テストを見て「ここがダメだった」と言って終わりではなく、「次にどうすればいいか」まで行動に変えることが本当の意味での振り返りです。
気づき | 改善行動 |
---|---|
ケアレスミスが多い | 解き終えたら5分の見直しタイムを入れる |
授業内容を忘れていた | 授業ノートをその日のうちに10分だけ復習 |
英作文で文法ミス | 先生に添削してもらい、自分専用の文法ノートを作る |
理科の実験考察で減点 | 答えだけでなく“理由”をセットで書く練習をする |
こうした“自分だけの改善リスト”を積み重ねていくことで、実力テストや模試で同じミスを繰り返さなくなります。
ノエクリでのサポート:テスト返却後の「振り返り面談」
ノエクリでは、テスト返却後に「振り返り面談」を実施しています。単に点数を見て評価するのではなく、どの問題で理解が浅かったか、どの分野をどう直せば次に伸びるかを一緒に整理し、改善の行動計画を立てます。
また、実力テストを見据えて、苦手単元の復習スケジュール化・記述や英作文などの表現力強化・問題パターン別のトレーニングなど、生徒一人ひとりの分析結果に基づいたサポートを行っています。
「点数が下がった=ダメ」ではなく、「どこを直せば上がるか」が分かる時間にする。それが、ノエクリの振り返り面談の目的です。
まとめ:テスト後の時間こそ、成績を動かす最大のチャンス
金大附属中では、授業内容を深く理解し、使いこなす力が問われます。その力は、テスト前の暗記ではなく、テスト後のやり直しと分析の積み重ねで育ちます。
終わったテストを“過去”にせず、“次の実力テストで確実に得点するための教材”として扱う。
この意識が、附属中で安定して結果を出し続ける生徒の共通点です。テストが終わってからの1週間をどう使うか。そこにこそ、実力を伸ばす最大のヒントがあります。
投稿者
小坂
有松校舎・金沢駅前校舎の小坂です!
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