【小学生の親御さん必見!】未来を切り拓く力〜小学生算数:応用問題解決力〜
2024.5.14 HAKKUTSU野々市校 鶴来校
窪田
今日は、小学生の皆さんが、算数で計算だけでなく応用問題もできるようになると、どんなメリットがあるのかを、書きたいと思います!
なぜ、計算問題だけでは不十分なのか
「計算は得意だけど、応用問題になるとできない」という人は、珍しくありません。私も実際小学生だった頃はそうでした。しかし、計算だけできても不十分な理由はいくつか考えられます。
1.日常生活での論理的思考力や問題解決力が不足する
計算だけでは、問題解決に必要な論理的思考力や問題解決力を十分に養うことができません。現実の問題に対処するためには、論理的なアプローチや創造的な解決策が求められます。
2.自己肯定感の向上が難しくなる
ある問題に直面しそれを解決していくことで、人は成長できると思います。問題に直面したときに、その問題に対する解決策を見つける過程で、自己肯定感を高めることができます。計算問題だけでは、応用問題ほど自己肯定感を得ることは難しいのではないでしょうか。
3.将来のキャリアに不十分になる
現代社会では、単なる計算力だけではなく、応用問題解決力が求められる職業が増えているため、将来就職するときに困ってしまうかもしれません。
他にも不十分な理由はいくつもあると思いますが、小学生のうちから応用問題を解く力を身につけることで、様々なメリットが生まれます。
応用問題を解くことのメリットとは?
それでは、応用問題を解くことで、どんなメリットが期待されるのでしょうか。
1.問題解決力が向上する
応用問題を解くことで、子どもたちは論理的思考力や問題解決力を向上させることができます。抽象的な概念を具体的な場面に適用し解決策を見つけ出す過程で、子どもたちは問題解決のスキルを磨くことができます。
2.実践的なスキルを習得することができる
応用問題を解くことで、子どもたちは日常生活や実社会で必要なスキルを習得することができます。
例えば、予算を管理したり、旅行の計画を立てたり、問題解決のための戦略を考えたりするときなど、実際の場面で役立つスキルを練習することができます。実践的なスキルを習得することで、子どもたちは将来自立した生活を送るための準備をすることができます。また職業やキャリアの選択肢が広がり、将来の成功に繋がる可能性が高まります。
3.「なぜ算数を勉強しなければいけないのか」が理解できるようになる
以前小学校で働いていたとき「なんで、算数なんか勉強しないといけないの?」という言葉をよく聞きました。計算問題だけでは、子どもたちは「なぜ算数を勉強しないといけないのか」を理解することは難しいと思います。しかし、応用問題を解決していく過程で、子どもたちが、学習内容が自分の生活や将来の目標とどのように関連しているかを理解することが可能になり、学習への関心やモチベーションが高まります。
さらに、子どもたちが、算数の重要性を理解し意欲的に学習に取り組むことで、将来の成功に繋がる可能性を高めることができます。
4.自己肯定感が高まる
また、問題を解決する過程で、子どもたちは「自分の能力や知識を、実践的な状況で活かすことができる」と実感します。問題に直面し解決策を見つけ、成功体験を積み重ねることは、自信や自己肯定感アップに繋がります。
5.創造性を発揮する機会が増える可能性がある
さらに、子どもたちは創造性を発揮する機会を得ることができます。問題解決のために、様々なアプローチや解決策を考え出すことで、自分のアイディアや発想力を活かすことが可能になります。
応用問題解決力を身につけるための学習方法とは?
「そんなことは何となくわかっているけど、子どもが応用問題を解きたがらない」という人に向けて、いくつか紹介したいと思います。
1.応用問題の解き方を教える
まずは、算数の応用問題がのっている問題集に取り組みましょう。でも、「文章問題が本当に苦手」という人に、おすすめの方法があります。大人の私たちが当たり前のようにできることでも、子どもたちにとっては、そうでないこともたくさんあります。
おすすめ① 文章問題の大切な言葉に印をつける。
おすすめ② 文章をゆっくり丁寧に読んで、頭の中で問題に書いてある内容をイメージする。
おすすめ③ 大体の答えを予想する。
おすすめ④ 図をかいて考える。
ぜひ、これを実践してみてください!
2.実践的な活動を通して応用問題を解く機会を与える
学校の授業やワークだけでなく、子どもたちが応用問題を実践的に解く機会を提供してあげてください。そうすることで、子どもたちは、「算数は日常生活の中でも使われているんだ」「算数は生きていくために必要なんだ」と実感できるようになります。
特に、子どもたちが興味をもっている分野に関連する問題を提供してあげることで、子どもたちの学習意欲が高まります。
例えば・・・
①「お菓子作りのレシピの計算」
家族の人数に合わせて分量を計算したり、実際に計算した材料を使ってお菓子を作ったりします。実際に作ってみることで、数学の概念を実践的に適用し、問題解決のスキルを磨くことができます。
②「買い物の計画と予算立て」
買い物に行く前に、子どもたちに買いたいもののリストを作成させ、予算を立てさせます。その後、店頭で価格を比較し、予算内での買い物を計画します。これにより、子どもたちは予算管理や計算能力を実践的に練習することができます。
さらに、家族や友達と協力して問題を解決することで、チームワークやコミュニケーション能力を養うことも可能になります。
3.フィードバックを与える
子どもたちが、問題を解決する過程で、間違いや改善点があれば指摘してあげることが大切です。自分の考えや行動を客観的に評価することで、成長することができます。
また、問題を解決できたときには「がんばったね!」「すごいね!」などと肯定的な声かけをしてあげましょう。子どもたちは自分の成長を感じ、自己肯定感を高めながら、より良い環境で成長していくことが可能になります。
応
まとめ
この記事では、「応用問題を解くことのメリットや応用問題解決力を身につけるための学習方法」などについて紹介しました。
算数の応用問題に挑戦することで、単なる計算力だけではなく、現実の問題に対処するためのスキルも身につけることができます。
応用問題解決力を身につけることで、将来子どもたちが、仕事や様々な場面で活躍できる機会を増やすことが可能になります。積極的に問題に取り組み、成功体験を積み重ねることは、自己肯定感を高めることにも繋がるので、ぜひいろいろな問題に挑戦してみてください!
私たち大人が子どもたちをサポートし、勉強の楽しさを体験させることで、子どもたちは自信をもって積極的に問題に取り組むことができると思います。
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投稿者
窪田
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