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【小学生の保護者様必見】中学受験をしない小学生ほど進学塾に通うべき!?

窪田

こんにちは、進学個別指導塾ノエクリ鶴来校・有松校の窪田です!

「中学受験をしないのだから、小学生のうちはまだ塾はいらないのでは?」
こう考えるご家庭は少なくありません。

首都圏や関西のように中学受験が盛んな地域では、小学3〜4年生から塾に通うことが当たり前になっています。受験勉強のために膨大な学習量をこなさなければならないからです。

一方で石川県をはじめとした地方都市では、中学受験をする子はごく一部。ほとんどの子は公立中学校に進み、高校受験、そして大学受験へと進んでいきます。そのため「受験がない小学生のうちは塾はいらない」と考えるご家庭も少なくありません。

ですが、全国の調査や教育現場のデータを見ていくと、結論はまったく逆です。
「中学受験をしない小学生こそ、早めに学習基盤を整えておくことが将来を大きく左右する」

これが、事実から導かれる答えなのです。

学力差は小学生から広がる

まず知っていただきたいのは、学力差は中学から生まれるのではなく、小学生のうちから静かに広がっているということです。

日本財団の調査では、子どもの学力格差は小学4年生ごろから顕著になると報告されています。低学年ではまだ差が目立たなくても、高学年になるにつれて「基礎が身についている子」と「そうでない子」の違いがはっきり表れます。

さらに全国学力調査の結果を見ても同じ傾向があります。算数の「知識・技能」問題、つまり計算や公式をそのまま使う問題は正答率が6割を超えますが、「思考・判断・表現」を問う問題になると正答率は3割台まで落ち込みます。

これはつまり、単純な暗記や計算はできても、応用して考える力が不足している子が多いということ。小学生の段階でこの差がついてしまうと、その後の学習に大きな影響が出ます。

中学受験をしない子こそ準備が必要な理由

なぜ「中学受験をしない子こそ」準備が必要なのでしょうか?

・中学受験をする子は、強制的に基盤が整う
 受験勉強によって、計算力・語彙力・読解力・学習習慣が小学生のうちに自然と身につきます。

・中学受験をしない子は、“ほどほど”でも進めてしまう
 学校の宿題やテストは基礎中心なので、ある程度できていれば困りません。しかし、その間に受験勉強をしている子との差は着実に開いていきます。差が見えにくいまま放置されるのが最も怖いのです。

・差が一気に表面化するのは中学以降
 中学生になると、部活や行事で勉強時間が限られます。その中で定期テストや模試に取り組むと、小学生時代に「計算が遅い」「語彙が少ない」「習慣がない」子は一気に成績が下がります。

だからこそ、中学受験をしない小学生こそ、計画的に基礎と学習習慣を整えておくことが大切なのです。

事例で見る「準備の有無」

1.小4から準備を始めたAくん

Aくんは小学4年生から塾に通い始めました。

・毎日の計算練習で「速さと正確さ」を習慣化

・音読や要約を繰り返して「読解力」を強化

・宿題を通じて「やるべきことをやりきる」習慣が定着

中学に入ってからは部活で忙しくなりましたが、基礎ができていたため効率的に学習ができ、定期テストでも安定して上位を維持しました。高校進学後も難関大学を視野に入れる成績をキープしています。

2.中1から塾に入ったBさん

一方、Bさんは小学生時代は学校の宿題だけ。中学で成績が伸びず、塾に来ました。

・計算が遅く、テストで最後まで解ききれない

・語彙不足で英語や国語の長文が苦手

・勉強習慣がなく、提出物やテスト勉強は直前に慌てて取り組む

結果として小学生時代の基礎不足を取り戻すのに時間がかかり、安定した成績を出せていません。保護者の方からは「もっと早く準備しておけばよかった」という声が聞かれました。

基礎力だけでは足りない──思考力の重要性

計算や暗記といった基礎はもちろん大切です。
しかし中学・高校で本当に差がつくのは、「思考力」です。

・数学:公式を覚えるだけでなく「どう式を立てるか」を考える力

・国語:本文の根拠を探し、自分の言葉で説明する力

・英語:単語を並べるだけでなく、文構造を理解して意味を組み立てる力

全国学力調査でも、知識問題はできても思考問題で正答率が大きく下がることが明らかになっています。
思考力を育てないまま小学校を終えると、中学以降どの教科も伸び悩む──これは全国共通の傾向です。

ノエクリの小学生指導──「基礎+思考力+習慣」

ノエクリは「計算だけ」「暗記だけ」の塾ではありません。
大学受験までを見据え、小学生から次の3つを徹底しています。

1. 基礎の反復で土台を固める

計算・語彙・漢字・英単語といった基礎を、正確さとスピードを意識して反復します。土台を盤石にしておくことで、中学からは応用や発展学習に集中できます。

2. 対話型授業で思考力を鍛える

先生が「どうしてそう思ったの?」「別のやり方は?」と問いかけ、生徒が自分の言葉で説明します。
答えを覚えるだけでなく、理由を整理し表現する力を養います。
これは高校・大学入試の記述問題や面接でも活きる力です。

3. 学習習慣を生活に組み込む

「週に◯回、決まった時間に机に向かう」「毎週の課題をこなす」。
小学生のうちにこうした習慣を積んでおくことで、勉強が「特別」ではなく「日常」になります。
結果として、中学・高校でテスト前に焦らず、安定して成果を出し続けられるようになります。

まとめ

「中学受験をしないから小学生のうちは塾は不要」──これは一見正しいように見えて、実は誤解です。

・学力差は小学生から広がる

・中学受験をする子は基礎が整うが、しない子は放置されやすい

・差が見えるのは中学以降。思考力がなければ伸びない

だからこそ、中学受験をしない小学生こそ、早めに基礎と習慣を整えることが必要なのです。

ノエクリは小学生から大学受験までを一貫してサポートします。
基礎力・思考力・習慣の3本柱を小学生のうちから育て、将来につながる「伸び続ける学力」を育成していきます。

まずは一度、実際の授業を体験されませんか?
お子さまが「自分でもできる」「もっと勉強が分かるようになりたい」と感じる瞬間を、一緒に体験いただければと思います!

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投稿者

窪田

有松校・鶴来校の窪田です!

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