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【小中学生注目‼︎】金沢大学医学部に進学して医師になるには?

窪田

 

こんにちは、進学個別指導塾ノエクリ鶴来校、HAKKUTSU野々市校の窪田です!

この記事を読んでくれている人は、多分、「医師」という仕事に興味をもっている人だと思います。今日は、「医師のやりがい」や「医師になるためのステップ」「金沢大学医学部」などについて紹介したいと思います。

 

医師の「やりがい」について

「医師は責任が重く、とてもたいへんな仕事である」というのは、みなさんも知っていると思います。

では、どうしてそんなに責任が重くて大変な仕事なのに、医師になるのでしょうか。

医師は、どんなことに「やりがい」を感じて、毎日働いているのでしょうか。

 

1.人の命を救うことができる

医師のやりがいの一つに「命を救うことができる」というものがあります。

医師は、病気やケガをした患者に治療やアドバイスを行い、回復に向けてサポートします。治療やアドバイスの結果、患者が回復していく姿を見て「役に立ててよかった」とやりがいを感じることができます。

 

2.患者やその家族が喜ぶ姿を見ることができる

ケガや病気が回復すれば、患者から感謝されることもあるでしょう。

そして、病気で苦しんでいた患者の状態がよくなり、その笑顔を見ることで、医師は自分の仕事が患者の生活に本当に影響を与えていることを実感できます。

また、長期の治療や入院生活に耐えながら支え続けてきた家族が、患者の回復を喜ぶ姿も医師にとっては大きなやりがいの一つです。

 

3.社会に貢献できる

医師は、患者の治療だけでなく、研究や解剖など、さまざまな形で社会貢献できます。

患者に診察や治療をする医師もいれば、研究をして新しい治療法や薬の開発をする医師もいます。

例えば、がんの研究をしている医師は、新しい治療法を発見したりして、患者の希望を広げています。

医師の働き方はさまざまですが、どの役割であっても「社会へ大きな貢献ができる」という点は、やりがいにつながります。

 

4.社会的に信頼され、尊敬される地位に立つことができる

医師がたくさんの人々をサポートし、人の命を救っている仕事であることは、世の中でも知られています。そのため、一般的に社会的地位が高い職業として位置づけられています。さらに医師としての評判が高ければ、有名になり名声も得られるようになり、これがやりがいになる場合もあります。

 

医師になるためのステップ

医師は人の命を預かるとても重大な仕事です。だからこそ、誰でも簡単になれる職業ではありません。

ここでは、医師になるにはどうすればいいのか、大きく3つのステップに分けて見ていきたいと思います。

 

ステップ1:大学の医学部に進学して、卒業する

まずは大学の医学部に進学して、卒業しなければなりません。

日本全国に、医学部のある大学は約80くらいあります。

医学部の偏差値ランキングを見てみましょう。

(偏差値とは、集団の中で自分の学力がどの位置にあるかを表す数値です。偏差値50は、真ん中の順位です。例えば、1000人いたら500位が偏差値50になります。少し難しいかもしれませんが、偏差値75になると1000人中6位くらいになります。)

東京大学や京都大学など、みなさんも聞いたことのある大学名がいくつもあったのではないでしょうか。

大学によって偏差値が違いますが、医学部はどの大学も偏差値がすごく高いです。それだけ、医師になるのは大変だということがわかります。

では、石川県内の大学の医学部はどうでしょうか。

石川県では、金沢大学、金沢医科大学の2カ所で勉強することができます。特に、金沢大学は偏差値ランキングで29位と高いです。もちろん金沢医科大学の偏差値62.2も決して簡単に取れる数字ではありません。本当に医師になるには、勉強を一生懸命頑張らないといけないことがわかります。

 

ステップ2:国家試験に合格し医師免許を取得する

そして、無事大学を卒業すると(卒業できる見込みがあると)、国家試験を受けることができます。その試験に合格すると、医師免許を取得することができます。

上の表に「国家試験合格率」が書いてありますが、卒業したからといって全員がすぐに医師になれるわけではありません。国家試験合格のためにも、勉強が必要です。

 

ステップ3:研修医として働く

国家試験に合格し医師免許を取得できたら、次は、初期研修医として病院で2年、実務経験を積みます。

2年の初期研修を終えると、ようやく医師として認められます。

 

金沢大学医学部に進学するために

医師になるには、ものすごく勉強を頑張らないといけないということがわかったと思います。医師になるためには、早いうちから勉強しておいた方がよさそうですね。

それでは、まず医学部に進学するために、小中学生のみなさんが今からできることはなんでしょうか。

ここでは、特に金沢大学の医学部に入学するために、どんな準備をしていけばいいかを紹介したいと思います。

 

・高校受験をする

金沢大学医学部は、偏差値ランキングで29位と高く、入学するのは簡単なことではありません。

大学の前に、まずは高校受験があります。

その高校選びときに、県内でもトップクラスの高校に進学することをおすすめします。

2024年度、金沢大学医学部に合格した人数を高校別に見てみると、

 

1位(14人) 金大附属高校、泉丘高校

3位(2人)  錦丘高校、小松高校

 

となっています。

金大附属や泉丘高校に進学すれば、医学部に進学できる可能性が広がりそうですね。

 

・金大附属高校

令和7年度募集要項によると、

普通科120名

(1)学校長推薦による募集定員(約65名)

金大附属中学校から約35名、石川県内公・私立中学校から約30名

(2)学力検査による募集定員(約55名)

 

試験日

令和7年2月8日(土), 9日(日)

 

学力検査

国語、数学、理科、社会、英語の5教科

 

選考方法

学力検査では、選考1、選考2の2段階の選考があります。

選考1について

5教科合計点(500点満点)、調査書

(金大附属中から約25名、その他中学校から約20名)

選考2について

選考1で漏れた受験生に対して行われます。

入試の5教科合計+英語の得点+英語以外の最高得点教科1教科の得点+調査書

(中学校に関係なく約10名)

 

入試の過去10年間の平均点です。

英語とその他成績のよかった1科目を2倍にして計算するので、英語ができる生徒が有利です。また、英語の平均点が低いことから、問題が難しいことがわかります。

金大附属は泉丘高校と並んで石川県内のトップ高校です。

金大附属の受験を考えているなら、特に今すぐ英語の勉強を始めましょう。

 

・泉丘高校

普通科360名, 理数科40名

 

試験日

令和7年3月11日(火), 12日(水)

 

学力検査

国語、数学、理科、社会、英語の5教科

 

選考方法

5教科合計点(500点)

内申書(1,2年生の全教科の評定の合計値+3年生の全教科の評定の合計値✖️2)(180点)

 

泉丘高校の試験は、他の公立高校と同じ試験です。(金大附属高校は、別の試験です。)

泉丘高校は公立高校の中ではトップです。

試験当日何点くらい取れば合格できるのでしょうか。

この点数に内申点も加えて審査されるので、この点数より低い場合もありますが、大体このくらいと考えてください。理数科の方が、普通科よりも高い点数を取らないと合格できません。

学校によって学力に差はありますが、泉丘高校に行くためには、上位7%くらいにいないといけないと言われています。例えば、100人いたら7位です。また、内申書には、学校のテストの成績が書かれるので、毎回のテストを全力で頑張らなければいけません。

 

金大附属高校を目指す場合は、中学受験をする方法もあります。

 

・中学受験をする

・金大附属中学校

令和7年度募集要項によると、

第1学年 160名

 

選考日時

令和6年12月7日(土)

 

選考

国語、算数、総合(理科・社会)と調査書、体育実技、面接

 

中学受験には、面接と体育の実技の試験もあります。体育実技については、毎年決まっているようではなく、シャトルランの年もあれば、跳び箱運動などのこともあるようです。

現在ノエクリに在籍している医学部の先生の話では、中学受験のとき国語の問題がとても難しかったそうです。そのため、文章問題を解く練習をたくさんしたと言っていました。中学受験を考えている人は、今すぐ国語の読解問題の練習をしましょう。算数も文章問題や図形の問題など難しいものが多いので、今すぐ勉強を始めてくださいね。

 

・大学受験をする

高校卒業見込みがあれば、大学入試です。

先程も言いましたが、医学部合格者の人数は、

金大附属高校、泉丘高校ともに14人(2024年)

でした。

 

・金沢大学 医学部

受験科目は大学や学部によって全く異なってきます。

金沢大学の試験には、共通テストと2次試験の2回あります。

教科科目は全教科です。特に2次試験で必要なのは、数学と理科、英語ですね。

もし将来医学部に進学したいと思っている人は、今すぐ、英語、数学(算数)、理科の勉強を始めましょう!

 

金沢大学医学部に進学した先輩からのアドバイス

ノエクリには、金沢大学医学部の先生が何人も在籍しています。その中には、石川県出身で、金大附属高校、泉丘高校から金沢大学医学部に合格した先生もいます。その先生たちから、みなさんにアドバイスをもらいました!

 

H先生:勉強は努力をすれば、結果が必ずついてきます。今はまだ遠い未来かもしれませんが、自分が思い描いている未来を実現するた

めの一歩だと思い、一日一日を精一杯頑張りましょう。まずは、一段目として目標の高校に受かるように努力し続けてください。

ぜひ、ノエクリで一緒に勉強しましょう。

 

I先生:小中学生のみなさん、私はまず英語を中心に勉強することをおすすめします。そして、算数(数学)を重点的に勉強しましょ

う。高校に入ってから本格的に英語を学び始めるのでは、間に合いません。とにかく今のうちから毎日英語に触れましょう。

金大医学部に合格するためには、英語、数学ができないといけません。目標に向かって、勉強を楽しんでください!

ノエクリには、英語、数学が得意な先生がたくさんいるので、ぜひ体験授業に来てくださいね!

 

Y先生:私は中学受験をしたので小学生のときから塾に通って勉強していました。勉強は早いうちから始めた方が絶対にいいと思いま

す。特に英語と算数(数学)の勉強を今から頑張ってください。

医師はとても大変な仕事ですが、やりがいも大きいので、みなさん「医師になる」という目標に向かって、一緒に頑張りましょう!

 

まとめ

 

 

 

医師になるためには、最短ルートを通ったとしても、8年は勉強する必要があることがわかりました。

医学部に入学し6年間勉強した後、国家資格を取得し2年の研修医期間が終われば、医師として認められます。

おそらく、一番難しいのは「大学の医学部に合格すること」だと思います。

医学部に合格するために、何度も失敗する人もたくさんいます。そのため、8年で医師になれる人は多くはありません。

しかし、どれだけ失敗しても「医師になりたい」という気持ちが変わらないで挑戦し続けることができるのは、それほど医師とういう仕事がやりがいのある仕事だからだと思います。

今、「医師になりたい」と考えている小中学生のみなさん、理由はそれぞれ違うと思いますが、夢を持つことはとても素晴らしいことだと思います。

今日、「医師になるためのステップ」を見て、「難しそうだな」「私には無理」とあきらめそうになった人もいるかも知れません。でも、簡単にあきらめないでください!

今から勉強を頑張れば、夢を叶えることは、きっとできます!

本当に医師になれたらすごいですね!嬉しいですね!

そのためには、明日と言わず、今すぐ勉強を始めましょう。

 

HAKKUTSUやノエクリには、金沢大学医学部の先生が何人も在籍しています。興味のある人は、ぜひ、HAKKUTSUやノエクリに来て、医学部の先生に気になることを質問してくださいね。そして一緒に勉強を頑張りましょう!

 

 

 

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