【勉強法】国語の勉強 現代文編part.2【勉強の取り組み方】
2024.6.6 有松校 金沢駅前校
小坂
皆さんこんにちは!ノエクリ駅前校・有松校担当の小坂です!
今回は、前回に引き続き現代文の勉強法について一緒に見ていきたいと思います。前回言った通り、現代文の勉強では漠然と読むのではなく、目的意識を持って読み進めることが大切です。
今回は「評論文(説明文)」を読む際に、どのような問題意識を持って読むべきか?について考えていきたいと思います。
1.筆者の主張とそれ以外の要素
評論文を読む際に大切なことは筆者の主張をおさえることであるのは、何かしらの機会に見聞きしたこと含まれているのでしょうか
では逆に、「筆者の主張」以外にはどんな要素が含まれているのでしょうか?
実は、評論文の内容は次の三つで完全に説明できます。
1.筆者の主張・・・文中で最も大切な要素。これを納得させることが筆者の目的。
2.具体例・・・主張を補強し、読者に納得してもらうためのサポート要素。
3.譲歩・・・読者からの反論を予想し、それを認める部分。
大切なことは、評論文は筆者の主張を読者に納得してもらう為に書かれていることと、試験問題の製作者は筆者の主張を正しく読み取れているかを問うていることです。
ノエクリでは国語の授業の際は、「主張に傍線を引きながら読む」ことを指導しています(勿論、正しく線が引けているかもチェックします)。毎回傍線を引くことで、1.主張を、2.具体例や3.譲歩から区別しながら読む、ということが無意識に可能になっていきます。
そして問題に答えた際に、解答の根拠となる部分に線が引けていなければ、筆者の主張を読み落としていたということです(具体的に答えなさい、等の問題はまた別ですよ)。
こうすれば、国語を自習した際にも「自分は正しい読み方が出来ていたのか?」を簡単にチェックできるのではないでしょうか?ぜひ試してみてください。
2.意味が分からなかった、曖昧だった単語・慣用句を調べる
皆さんは、英語の文章で意味が分からない単語があれば、それを辞書やその他の方法で調べることは良く行っていると思います。
が、何故か国語になるとそれを怠る生徒が非常に多いです。非常に不思議な話ですね?現代文も英語長文も、所詮は言語が異なるだけなのに・・・
これは、色々な生徒の指導を行っている際に、殆ど共通して見られる事柄です。
逆に、旧帝・早慶の様な最上位校を目指し、その為に十分相応しい勉強を行っている様な生徒は、この点のケアが非常に良く行き届いています。
つまり国語の勉強をする際に、意味が分からない・理解が曖昧な単語を丁寧に潰していくだけで、旧帝・早慶クラスの勉強をしていることになります!今日から是非取り組みましょう!
また、高校生の場合はあらかじめ語彙力を身に付けた上で現代文に挑むことも非常に重要です。現代文の読解練習を始める前に、『現代文キーワード読解』などで語彙力をつけることを初めてみてはいかがでしょうか?
今回は以上になります。次回は小説について一緒に考えてみましょう。
それでは、さっそく今日から取り組んでみてください!
投稿者
小坂
有松校舎・金沢駅前校舎の小坂です!
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