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【共通テスト物理】共通テスト物理の点数をすぐに上げる方法!!毎年よく出る内容に取り組もう!【第2回 力学】

小坂

 

皆さんこんにちは!有松・駅前校舎の小坂です!今回も共通テスト物理のもっともよく出る問題の分析を行っていきたいと主増す。

 

【共通テスト物理】共通テスト物理の点数をすぐに上げる方法!!毎年よく出る内容に取り組もう!【第2回 力学】

 

力学は物理学全体の基礎となる単元であり、電磁気や原子の単元にも関わってくる部分が少なくありません。

そして、共通テストは勿論、大学個別試験でも多くの分量を割いて出題される傾向がある単元となります。

今回は、共通テストの物理に備えるために、まず真っ先に取り組んでおくべき重要ポイントについてお話します。

 

共通テストにおける力学のポイントは「力積と運動量の関係」「仕事と力学的エネルギーの関係」を正確に理解することです!

 

単元としては、運動量保存則・力積に関わる問題は2015~2024年の間に4回力学的エネルギー保存則・仕事に関わる問題は本試・追試問わずほとんど毎年出題されています

去年の問題では勿論どちらの要素も問題に盛り込まれており、極めて重要な単元と言えるでしょう。

 

 

例えば、次の問題は皆さんどうでしょうか?(解答は最後に)

特に重要なのはこの問題の問1です!

力積=力×時間

という式を覚えている「だけ」では、問1を解くことは出来ません。

 

ここで重要なのは「力積を与えられることで運動量が変化する=与えられた力積は運動量の変化を計算すると得られる」ということ、そして「力積には作用・反作用の法則が成立する」ということです。

それにより、

ガスの運動量変化=- (ロケットの運動量変化)

という関係が成り立ち、今回の問題を解くことができます。

 

「運動量保存則は系に対して内力のみが働く場合に成立する」という言葉の根幹はここにあります。単に運動量保存則の式だけを覚えるのではなく、外積と運動量の関係に立ち返って理解に努めましょう!

 

同様に、「仕事をする(される)ことで力学的エネルギーが変化する」ということも重要です。

2024年共通テスト物理第2問も、仕事に対する適切な理解が求められる問題でした。

 

共通テストは単なる計算だけではなく物理学的な考察が求められる場合も増えていますので、各種保存則の式だけでなく、力積・仕事の意味も理解しておきたいですね!

 

<解答>

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投稿者

小坂

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