進学個別指導塾ノエクリ

ブログ

BLOG

金沢大学(医学類)に合格するための入試傾向と対策

窪田

こんにちは、進学個別指導塾ノエクリ有松校、鶴来校の窪田です!

この記事では、金沢大学の医学類の入試情報に加え、合格を勝ち取るための具体的な学習戦略をわかりやすくご紹介します。

 

1. 金沢大学医学類の基本情報

金沢大学は、石川県にある日本の国立大学です。金大(きんだい)と略されることが多く、旧六医科大学のひとつとして歴史のある大学です。石川県金沢市角間町に本部を置き、医薬保健学域 医学類のあるキャンパスは石川県金沢市宝町13-1に位置しています。JR金沢駅からバスで10分で、下車後すぐの立地です。

金沢大学では、新規学部の設立や学部の再編が盛んにおこなわれており、医薬保健学域は「医学類」「薬学類」「医薬科学類」「保健学類」の4つの学類に分かれています。

 

2. 入試情報と過去問の特徴

【試験科目と配点】

・一般選抜 医薬保健学域 医学類・前(2025年度入試情報)

共通テストの入試科目 受験教科数:6  受験科目数:8  配点合計:950

個別試験の入試科目 受験教科数:3  配点合計:2100

共通テストボーダー得点率:85%  2次配点比率:69%

 

共通テスト

受験教科数:6 受験科目数:8 配点合計:950

・国語  200点

・数学

 数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・C 200点

・外国語

 英語 200点

 リーディング 100点

 リスニング 100点

・地歴、公民

 地歴・公民・地歴公から1 100点

・理科

 物理、生物、地学、化学から2 200点

・情報 50点

※【共通テスト】英は他外国語も選択可。

 

個別試験

受験教科数:3 配点合計:2100

・数学

 数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、数学III・C 600点

・外国語

 英語 600点

・理科

 物理基礎・物理、化学基礎・化学 600点

・面接 300点

・調査書

※内容には変更等の可能性もありますので、必ず大学発表の「入学者選抜要項」「学生募集要項」をホームページなどで確認してください。

 

【過去問の傾向】

英語(90分)
・長文2題、英作文1題で構成
・二次レベルの標準的な難易度
・英問英答のため、答えを英語でまとめることに苦戦する生徒が多い
・80-120 wordsの自由英作文と長文の最後にも英作文
 
数学(120分)
・大問4問構成
・標準~やや難の応用問題が中心
・全体的に作業量が多い
・発想力というよりは、正確な計算力が必要
・微積、ベクトル、漸化式、極限は毎年のように出題されている
 
化学(2科目で160分)
・大問4問構成
・理論から1、無機から1、有機から1出題されることがほとんど
・あと一つはどこから出るかわからない
・難易度は標準レベルだが、高い情報処理能力が必要な問題が多く、
時間が足りなくなる生徒が多い
・高分子の単元はほぼ必ず出ている
 
物理(2科目で160分)
・大問3問構成
・難易度は、やや難
・年々難化している
・問題の流れや背景を意識しながら解かないと詰まりやすい
・問題の入りが複雑で、どの公式を使えばいいかわからないことがある
 

3. 合格戦略

【2次試験対策】

英語

まずは英語の速読力をつける必要があります。そのためには、単語、文法を覚えることはもちろん、英文解釈の力も必要になります。
また、大問の最後に30 words程度の作文、大問3には80 words以上の自由英作文があるので、英作文の練習も必須です。
英語は90%以上得点を目標に取り組みましょう。
 

数学

基本、チャートレベル以上の問題はあまり出ないので、どれだけ基礎から標準問題を繰り返し練習できたかが勝敗を分けます。チャートや1対1対応の演習などを用いて何周も解きましょう。

数学も90%以上得点を目標に取り組みましょう。

 

物理

問題集は、良問の風や重要問題集などの標準的な問題集で演習しましょう。問題の背景や流れをきちんと理解しながら解いていかないと途中で詰まってしまうことが多いため、ただ小問の解答を出すだけでなく、最終的に何を求めにいこうとしているのか意識しながら問題に取り組みましょう。

物理は、75%以上の得点を目指して取り組みましょう。

 

化学

一瞬見ただけで解答の方針が浮かび、計算や構造決定を素早く間違いなく進めていく力がないと点数に繋がりません。
重要問題集などの標準レベルの問題集を何度も解いて、定着させましょう。
化学も、75%以上得点できるように対策しましょう。
 

4.ここが差になる!7月8月の過ごし方!

現在、ノエクリでも金大医学類を第一志望校にしている生徒がいます。
Aくんと先日の面談で、7月8月の過ごし方について話しました。
 
①7/30,31の全統共テ模試、8/29の全統記述模試で偏差値70を目指す!
②英語が得意ではないため、夏期講習で「英文解釈」の授業を全て受けて英文の速読力をつける!
③数学Aの確率とBの数列が苦手なので、夏期講習前にチャートで全て復習する!
④③の復習が終わったら、授業で「難関大の理系数学」(確率・数列)を受ける!
⑤化学が苦手なので、無機の暗記を徹底的にする!
⑥無機の暗記が終わったら、理論の復習をする!
「重要問題セレクト化学」の授業を受けて、有機の予習をし基礎を固める!
⑧物理の電磁気の範囲まで予習する!
 
夏期講習は45コマ申し込んでくれました!
現役合格を目指して、夏休みは勉強に全力を注ぐことを約束しました。
 

5.体験授業・個別相談のご案内

夏休みの過ごし方や、受験勉強に不安を抱えている方は、ぜひ一度説明会と体験授業にお越しください。

ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください!

 

 

【引用・参考文献】

 
前のページへ戻る

投稿者

窪田

有松校・鶴来校の窪田です!

▲▲クリックして窪田のブログ一覧(140ブログ公開中)を見る

お問い合わせ・ご相談は
こちらから

まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

お問い合わせフォーム