金沢大学志望の高1・2生が夏にすべきこと(数学編)
2024.7.16 小松校 松任校
清水
こんにちは。
進学個別指導塾ノエクリです。
1学期の期末テストも終わり、もうすぐ夏休みに入りますね。
夏休みに入ったからといって、勉強せずに遊んでいると、2学期以降に勉強についていけなくなり、それは、受験から逆算した時にも、夏休みにしっかりと勉強した人と比べて、何倍もの差が開いてしまいます。
だからといって、何を勉強していいか分からない人も多くいると思いますので、今回は、金沢大学を志望している人に向けて、この夏に数学で何をすべきかについてお話しようと思います。(金沢大学以外を志望する人向けにも後日書きますので、そちらも確認してみて下さい。)
そもそも金沢大学の数学は、全体的に標準レベルの問題が多く出題されますが、問題文の理解に苦戦する人が多いです。もちろん、毎年標準的な問題だけではないので、年によっては、難しい問題も出題されるときもあります。
繰り返しになりますが、標準的な問題が多いので、数学の基礎が身に付いているかがとても大事になります。
数学の基礎というのは、基礎計算や公式の理解、典型問題の解法が身に付いている状態を指しています。また、ここでの典型問題というのは、チャートやfocus goldといった網羅系参考書に出てくる問題となります。
現時点で偏差値が50以下の人は、基礎計算や公式の理解が出来ていない可能性が高いので、自分が持っている網羅系参考書の真ん中のレベル(チャートでは3番目のレベル)までを、繰り返し解いて出来るようにしましょう。最低でも3周するのが目標です。
また繰り返し解くのは、理解が出来た状態にするためであるので、その点を意識して解いていきましょう。
余裕があれば、出来ると感じた単元のもう一つ上のレベルの問題にも挑戦しましょう。
偏差値が50~60の人は、典型問題の解法が身に付いていない可能性が高いので、自分が持っている網羅系参考書の真ん中のレベルともう一つ上のレベル(チャートでは3番目と4番目のレベル)の問題を理解して解けるように繰り返し解いていきましょう。繰り返し解いた後は、問題を見て、解法がすぐに出てくるか確認してみて下さい。もし、解法が思い浮かばなかったり、そもそも分からないのであれば、その部分を探して、必ず理解して下さい。この操作がとても大切になりますので、自分に厳しくして取り組みましょう。
偏差値が60より上の人は、大学への数学の1対1対応の問題集に取り組んでみましょう。金沢大学を目指す上で、1対1対応の演習までが完璧になれば、本番で8割以上を取ることが現実的になります。3年生になってから、この問題集に取り組もうとすると時間もかかってしまい、中途半端に終わる可能性も高いです。だからこそ、1・2年の今から時間を掛けてでも取り組むことが大切になります。夏の間は、1周することが目標で大丈夫です。余裕があれば2周すればよいですが、基本的には2周目は9月以降で大丈夫です。難しい問題が多くありますので、1題1題を確認しながら取り組みましょう。また、先取り学習にも取り組んでみましょう。レベルも教科書の例題・類題等で大丈夫です。高1であれば数IA、高2であれば数IIBC(Cはベクトルのみ)の内容を夏で全て終わらせることが出来れば、9月以降は、演習に取り組むことが出来、より数学のレベルを上げていくことが可能となります。大変だと思いますが、この夏の頑張りが1年後の自分を飛躍的に成長させてくれます。
数学は、他の科目に比べて、差がつきやすい科目です。
(もちろん、どの科目も突き抜けた人はいますので、そういった人は除いて下さい。)
だからこそ、数学を今から頑張ることは、受験本番で合格する可能性が高くなります。今の時点で、数学が苦手なのであれば、この夏で、必ず克服して下さい。後回しにすればするほど、ますます出来なくなります。
・勉強しるけど数学が出来るようにならない人
・克服したいけど、数学が手につかない人
・数学を武器にしたい人
1つでも当てはまる方は、是非一度体験授業にお越し下さいませ。
投稿者
清水
小松校舎の清水です!
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