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東北大学の狙い目学部3選&傾向と対策

荷川取

こんにちは!進学個別指導塾ノエクリの荷川取です。

今回は、旧帝大の1つである東北大学の中でも入りやすい狙い目学部と、科目別対策についての記事です。

大阪大学を目指す人は参考にしてみてくださいね!

東北大学
狙い目学部3選

①文学部
人文社会学科

偏差値60.0
共通テスト得点率75%
合格者平均点1069/1600
実質倍率2.0倍
大学入学共通テスト配点(700点満点)
【外国語(100点)】英・独・仏・中・韓から1科目
【国語(100点)】国語
【数学(100点)】数IA・数IIBC
【理科(100点)】物基・化基・生基・地学基から2科目 ※発展1科目も可
【地歴(125点)】地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択
【公民(125点)】公共・倫理/公共・政治・経済から選択
※地歴・公民からの選択は2科目
【情報(50点)】情報Ⅰ
個別学力試験配点(1300点満点)
【国語(500点)】現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探求
【外国語(500点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ・リスニング
【数学(300点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学C(ベクトル)

文学部は偏差値・倍率が相対的に低いためおすすめです。

ただし、その他文系学部もそこまで大きな差があるわけではなく、倍率は年によって変動するため、大学でやりたいことを重視した方が良いでしょう。

②工学部
化学・バイオ工学科/材料科学総合学科

偏差値60.0
共通テスト得点率78%
合格者平均点810/1250
実質倍率1.9倍
大学入学共通テスト配点(950点満点)
【外国語(200点)】英・独・仏・中・韓から1科目
【国語(200点)】国語
【数学(200点)】数IA・数IIBC
【理科(200点)】物理・化学・生物・地学から2科目 
《地歴(100点)》地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択
《公民(100点)》公共・倫理/公共・政治・経済から選択
※地歴・公民から1科目選択
【情報(50点)】情報Ⅰ
個別学力試験配点(2000点満点)
【外国語(500点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ
【数学(750点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学Ⅲ・数学C
【理科(750点)】物理基礎・物理/化学基礎・化学

工学部(化学・バイオ工学科/材料科学総合学科)は、理系学部の中では偏差値・共通テスト得点率・倍率が低い傾向にあるためおすすめです。

③医学部
保健学科-看護学

偏差値52.5
共通テスト得点率67%
合格者平均点755/1250
実質倍率2.4倍
大学入学共通テスト配点(1050点満点)
【外国語(200点)】英・独・仏・中・韓から1科目
【国語(200点)】国語
【数学(200点)】数IA・数IIBC
【理科(200点)】物理・化学・生物・地学から2科目
《地歴(200点)》地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択
《公民(200点)》公共・倫理/公共・政治・経済から選択
※地歴・公民から1科目選択
【情報(50点)】情報Ⅰ
個別学力試験配点(1650点満点)
【外国語(450点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ
【数学(450点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学C(ベクトル)
【理科(450点)】物理基礎・物理/化学基礎・化学/生物基礎・生物から1科目
【面接(300点)】

医学部保健学科-看護学は、東北大学の中でもダントツで偏差値・共通テスト得点率・倍率が低いためおすすめです。

他学部・学科と比較して共通テストの比重が大きいため、共通テストで大きく得点を稼いでおくことで合格可能性がぐんと上がります。二次試験では面接もあるため、対策が必要です。

東北大学科目別対策ポイント

英語

  • 時間:100分
  • 出題構成:大問4つ構成(例:長文読解2問、会話文、英訳問題)
  • 対策ポイント
    • 過去問(最低3年分)や模試で、毎年異なる出題形式への柔軟な対応力を養う。
    • 長文読解では、論理的な接続や空欄補充、スラングを含む和訳問題に慣れ、文脈から推測できる力を高める。
    • 会話文問題は高難度な言い回しが多いため、流れを的確に捉え、時間を意識して練習を重ねる。
    • 英訳問題では難解な表現を避け、基本例文や頻出表現を的確に活用できるようにする。

数学

数学(文系学部)

  • 時間配分:100分
  • 出題構成:4題構成(数学IA・IIB・Cベクトルから出題)
  • 対策ポイント
    • 解きやすい典型問題を落とさないよう、過去問や標準問題集で演習を徹底する。
    • ケアレスミスを防ぐため、計算力を強化しつつ解答の精度を意識する。
    • 高得点が求められるので、試験時間に余裕を持たせて見直しを行う癖をつける。
    • 過去問演習で、よく出題される問題形式に対応できる解法を定着させる。

数学(理系学部)

  • 時間配分:150分
  • 出題構成:6題構成(数学IA・IIB・IIICから出題)
  • 対策ポイント
    • 微積、確率、ベクトル、複素数平面などの頻出分野の典型問題を習得し、柔軟な解法を練習する。
    • 計算量が多い問題に慣れ、確実に計算を進められる力を養う。
    • 配点が大きいため、難問にも挑戦する一方、標準問題で確実に得点する。
    • 試験時間内で効率よく解答するために、問題ごとの時間配分と解く順序を考える。

国語

  • 時間:文理共通(150分)
  • 出題構成:現代文(評論、小説)、古文、漢文
  • 対策ポイント
    • 現代文では抽象的なテーマにも対応できるように、普遍的なテーマの読解力を養う。
    • 小説は人間理解が求められるため、感情や心理描写を丁寧に読み取り、設問に応答する力を強化。
    • 古文・漢文の句形や重要語彙を覚え、特に漢文では書き下し問題に対応できるようにしておく。
    • 字数制限の厳しい問題が多いため、表現力を鍛え、要点を簡潔にまとめる練習を重ねる。

物理

  • 時間:2科目合わせて150分
  • 出題構成:毎年、力学・電磁気1題ずつ、波動・熱力学・融合問題から1題
  • 対策ポイント
    • 基本事項を正確に理解し、グラフの描画や現象の理由説明などに慣れる。
    • 途中式を記述するため、正確な立式と計算力を養う。
    • 難しい計算や解答欄に慣れるために過去問での練習を行い、実際の解答用紙を意識して書く。
    • 時間配分を工夫し、難しい部分を見極めて、解ける問題に集中できる力をつける。

化学

  • 時間:2科目合わせて150分
  • 出題構成:理論化学、無機化学、有機化学(大問3つ構成)
  • 対策ポイント
    • 理論化学や無機化学では標準問題を繰り返し解き、基本概念をしっかり理解する。
    • 有機化学の構造決定問題や反応メカニズムを解けるように、反応ごとの基本的な考え方を把握する。
    • 現象の数十字論述に対応できるよう、知識を正確に覚え、文章化する力をつける。
    • 問題数が多いので、まずは精度重視で取り組み、徐々にスピードも向上させる。

生物

  • 時間:2科目合わせて150分
  • 出題構成:知識問題と考察問題を含む大問構成
  • 対策ポイント
    • 教科書レベルを超えた知識が求められるため、用語集や資料集で基礎を超えた知識を身に付ける。
    • 図や実験データを用いた考察問題に対応できるよう、普段から実験手順やデータの考察力を養う。
    • 幅広い範囲を効率よく学習するために、過去問や模試を活用して問題の出題傾向を把握する。
    • 基礎知識の網羅と、考察力のバランスを意識し、難易度が高くても対応できる力を身につける。

東北大学合格レベルまで実力をつけるのに不安がある人は、是非ノエクリの授業を受けにきてください!

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荷川取

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