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富士高生必見!1月進研模試範囲と結果を出す勉強法【高1・高2】

荷川取

1月の進研模試は、2学期と冬休みで身につけた学習内容がどれだけ定着しているかを測る重要な模試です。
特に富士高校は授業スピードが速く、範囲も広いため、冬休み〜模試直前期の使い方で点数が大きく変わります。

この記事では、富士高生が“短期間で点数を上げるために必要なポイント”を、教科別に詳しく整理します。

オンライン講座もあるので、富士高生以外も是非参考にしてくださいね!


● 高2生は要注意!11月模試より難易度が上がりやすい

高2生の1月進研模試は形式が変わることもあり、これまでの模試より思考力・判断力を問う問題が増えます。

高1生は概ね同程度の問題が多いです。

● 冬休みの学習量がそのまま点数に直結

冬休みは学校が止まる分、伸ばすチャンス。
逆に言えば、「やらないとそのまま落ちる時期」でもあります。

● 重要単元が絞られている

数学・英語ともに、1月模試は以下の範囲が点数源の中心になります。

数学
・数と式
・二次関数
・三角比(高1)
・図形と計量・確率(高2)

英語
・単語・熟語の語彙
・文法
・英文解釈
・長文読解

ここを冬休みに固めれば、短期間でも得点は上げられます。

高1の予想範囲

教科単元・内容の予想
数学必答範囲として:
小問集合(数と式、各分野の基本問題)、方程式と不等式、二次関数

選択範囲として:
場合の数と確率(対戦ゲームの確率、条件付き確率など)
二次関数(最大最小、二次方程式の解の個数など)
図形と計量(三角方程式・不等式、正弦定理・余弦定理、三角形の面積など)
図形の性質(チェバ・メネラウス、方べきの定理など)
英語単語・熟語の語彙力
発音アクセント
文法
(時制・比較・関係代名詞など基礎文法)
長文読解(文章の主旨把握・設問・接続詞など)
リスニング基礎
国語現代文:評論・小説の読み取り、接続詞・指示語・要旨把握などの基礎力が問われる。
古文:語彙と助動詞・古文の基本文法。
漢文:返り点・読み下しの基本。

高2の予想範囲

教科単元・内容の予想
数学必答範囲として:
・数学Ⅰ(数と式、関数など全体)
・場合の数と確率(確率計算・統計的要素含む)
・式と証明
・高次方程式(解の配置など)
選択問題から出題される可能性が高い単元:
・図形と方程式
・三角関数
・数列(漸化式以外)
・ベクトル(ただし空間ベクトルは除かれる可能性あり)
理科高2からは理科科目が模試に加わるパターンあり。予想される範囲:
・物理:力学 I(運動の法則・等加速度運動など)
・化学:物質の構成・化学反応と熱・酸と塩基など基礎項目
・生物:細胞・生殖・発生など基礎部分
英語語彙・熟語の量を増やす(基礎+難易度や文章レベルアップ)
文法はより幅広く(基礎だけでなく、比較・仮定法など使う問題)
長文読解のレベルアップ(複数段落、構造が複雑なもの)
リスニング・発音も継続強化
国語現代文:設問の根拠を本文に戻って読む習慣・テーマ理解・文章構造把握
古文・漢文:文法単語の確認と読解練習、多くの選択肢問題・記述問題に対応できる力

● ① 二次関数は必須の点数源

高1・高2どちらにも共通し、
二次関数の出来が模試の点数をほぼ決める と言っても過言ではありません。

・平方完成
・グラフ
・最大値・最小値
・方程式・不等式

数Ⅱなど他分野でも二次関数が使われることが多く、ここが抜けていると、得点が安定しません。

● ② 基礎問題(標準パターン)を100%に

進研模試は難問よりも「典型問題の取りこぼし」が致命的。

・見た瞬間に手が動く
・途中式や説明が漏れなく書ける
・条件の読み違えがない

この状態が理想です。

● ③ 冬休みで“1単元~2単元集中”が最も効く

時間が限られている冬のタイミングでは、
あれもこれも手をつけるより、苦手1単元~2単元を集中的に仕上げる ほうが伸びやすいです。

特に、高1なら
・二次関数
・三角比
・確率
の3つは取り組む価値が大きい単元です。この中から絞って取り組みましょう。

高2なら、

・三角関数
・指数関数・対数関数
・微積
・数列
・ベクトル
・二次関数
・場合の数と確率
の中から選んで取り組みましょう。


● ① 語彙を“スピード復習”で一気に戻す

語彙は2週間あれば大きく取り返せます。

・高1生

システム英単語 Stage1
※難関大・旧帝大志望者はStage2まで進められていると理想的

・高2生

システム英単語 Stage2
※難関大・旧帝大志望者はStage3まで進められていると理想的

● ② 文法は「よく出る5テーマ」に絞る

1月模試で特に出やすいのは
・比較
・関係詞
・助動詞
・仮定法
・時制
です。

余力がある人は以下にも取り組みましょう。

・準動詞(分詞/不定詞/動名詞)
・代名詞
・語法(動詞/形容詞/副詞/名詞)

“即答できる状態”をつくるのが重要。

● ③ 長文読解は『抽象・具体』を意識する

模試の長文は語彙と文法が取れていれば、内容理解はシンプルです。

・段落の主張
・指示語の指す内容
・対比
・理由・結論

これを意識すると、読解スピードが大きく変わります。


模試直前期は、新しいことを詰め込むよりも「これまで学んだ内容を整理し直し、確実に解ける問題を増やす」ことが最優先です。

英語
 ・単語帳を1冊に絞り、最初から最後まで“眺めるように確認”する。
 ・特に苦手な熟語・前置詞・不規則変化は赤シートを使って繰り返しチェック。
 ・長文問題は新しいものに手を出さず、これまでに解いた長文を「設問の根拠探し」に集中する。

数学
 ・チャートで「典型問題」を一気に解き直す。
 ・二次関数なら最大・最小やグラフ交点、確率ならサイコロ・カードなど頻出テーマを重点。
 ・「1問1分で解けるか?」を基準にスピード感を意識しながら演習すると、本番で慌てなくなる。

国語
 ・古文は単語100語を一気に見直す。助動詞(き・けり・む・べしなど)を確認しておくと失点防止になる。
 ・漢文は句形(再読文字・受身・使役)を声に出して確認。読み下しの練習を短時間で繰り返す。
 ・現代文は短い文章を声に出して読むことで、集中力と読解スピードを本番モードに整える。

👉 ポイントは「1科目=1冊」に絞り、仕上げとして“抜けを潰す”。直前にやったことが本番でそのまま出る、という実感を持てると安心して臨めます。


「二次関数が苦手で不安」
「冬休み何をやればいいかわからない」
という人のために、ノエクリでは
二次関数を9回で“理解→練習→定着”まで終わらせる短期プラン
を用意しています。

・平方完成
・グラフの基本
・最大値・最小値
・二次関数の文章題
・模試の頻出パターン

これらが9コマで完結するため、
“1月模試までに間に合わせたい”というニーズに特に向いています。

もちろん、通常授業コースだけでなく、
学校の進度に合わせて進めたい人向けの完全個別授業にも対応可。

必要な単元だけをピンポイントで対策できるので、
部活が忙しい富士高生にも取り組みやすい内容です。


富士高生にとって、11月進研模試は単なる定期的なテストではなく、学年の折り返し地点で自分の立ち位置を確認する重要な模試です。

高1生は「基礎力の総点検」がテーマ。二次関数や場合の数など、典型問題を落とさず解けるかどうかが勝負。ここで基礎を固めておくと、高2以降の模試や大学受験で大きな武器になります。

高2生は「共通テストを意識した実戦練習」がテーマ。時間配分を意識しながら模試に臨むことで、受験学年に入ったときの伸びしろが大きく変わります。

さらに、直前期は「新しいことに手を出さず、抜けを潰す」。模試本番では「取れる問題を確実に取る戦略」を徹底。そして模試後は「解き直しと原因分析」を翌日から始める。この 3ステップの流れ を実行することで、模試が「受けて終わり」ではなく「成績を伸ばす起点」に変わります。

👉 11月模試は、7月模試で悔しい思いをした人にとっても挽回のチャンスです。しっかりと準備し、模試を自分の成長につなげることで、大学受験に向けた道筋をより確かなものにしていきましょう。

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投稿者

荷川取

富士校舎の校舎長荷川取です!

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