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勉強しない中学生の保護者様必見! ご褒美はあり?なし?叱らず伸ばす「やる気の育て方」

窪田

 

こんにちは。
進学個別指導塾ノエクリ鶴来校・有松校の窪田です。

中学生のお子様をお持ちの保護者様、最近こんな言葉を口にした覚えはありませんか?

「そろそろ勉強しなさい!」

「テスト近いよ、いつやるの?」

そしてその直後に、こんな反応が返ってきませんでしたか?

「今やろうと思ってたのに!」
「うるさいな!」

先日、保護者面談があり、何人かの保護者様から同じような悩みを伺いました。

「言えば言うほど反発されるんです。」
「どうすればやる気を出してくれるんでしょうか?」

多くの中学生は、「なぜ勉強しないといけないのか」がまだ見えていません。

今を楽しみたい気持ち、スマホの通知、友達とのLINE、ゲーム。
「未来の自分」より、「今の楽しさ」の方がずっとリアルで大きい。
それが中1・中2の等身大の姿です。

私はこれまで多くの生徒と接してきましたが、勉強が続かない子の多くは「行動のきっかけ」をもっていません。人は「意味がわからない努力」を続けられません。

だからこそ私は、「子どもには、頑張る理由を与えてあげること」が大切だと思っています。その一つが、「ご褒美」です。

 

 

「ご褒美なんて与えたら、依存するんじゃないか。」
「努力の意味を勘違いしてしまうんじゃないか。」

そう言われることがあります。
でも、ご褒美とは、「物やお金で釣ること」とは違います。

私は、ご褒美は、「行動のきっかけ」を作るものだと思っています。
動き出せない子どものエンジンを、少し回してあげるためのものです。

たとえば、
「この問題集が終わったら、好きなアイスを買いに行こう。」
「テストを頑張ったら、週末に家族でお出かけしよう。」

たったそれだけのことでも、子どもは「やる理由」を見つけます。

最初はご褒美のためでもいいと思います。
やってみて結果が出て、褒められて、嬉しくなる。
その積み重ねが、「自分でやる力」に変わっていくのではないでしょうか。

 

私自身も、「ご褒美」が原点だった

 

正直に言うと、私は昔、勉強が大嫌いでした。
小学生のころは外で遊ぶ方がずっと楽しくて、宿題もギリギリ(出さない日もあったかもしれません)、テストも「まあいいか」で済ませるタイプでした。

私には3歳年上の兄と同じ歳(双子)の姉がいますが、兄がテストでいい点を取ってそのご褒美にCDコンポを買ってもらっていたのがきっかけで、私も何か買ってほしいとお願いしました。

当時、CDコンポが流行っていて、兄のを見て「いいな」と思い、私もそれを買ってもらうために初めて進んで勉強しました。
けれど、それが私にとっての「最初のやる気の火種」でした。

最初は「欲しいもののために」机に向かっていたのに、気づけば、「褒められた」「できた」が嬉しくて、少しずつ自分から勉強するようになりました。

今振り返ると、環境に恵まれていたのもありますが、一番大きかったのは「頑張った自分を認めてもらえた経験」です。

「やった自分をきちんと見てくれた」

それが原動力になったのだと思います。

 

ご褒美が生み出す「やる気の連鎖」

 

ご褒美の本当の力は、「モノ」ではありません。
それによって生まれる心理的な連鎖です。

1️⃣ ご褒美のために頑張る
2️⃣ 成績が上がって、褒められる
3️⃣ 「自分でもやればできる」と感じる
4️⃣ 親子の会話が前向きになる
5️⃣ 自己肯定感が高まる
6️⃣ 「次は自分のために頑張りたい」と思える

ご褒美は、「他人にやらされる勉強」を「自分で頑張る勉強」に変えていくきっかけになります。
多くの生徒を見てきましたが、この流れこそが自然で、そして現実的に子どもが成長していく姿だと感じています。

 

ノエクリで見てきた「ご褒美の力」

 

ノエクリに通っている生徒の中にも、最初は「勉強嫌い」な子がいます。

「怒られるのが嫌で来ただけ。」
「お母さんに言われたから。」

そんな子どもたちが、少しずつ表情を変えていくきっかけは、「叱ること」ではなく、「見てあげること」です。

「昨日よりノートがきれいだったね。」
「最後まであきらめなかったね。」
「その考え方、いいね。」

そんな声をかけると、
最初は無表情だった子が、その瞬間、目の奥に「火」が灯るのがわかります。

ある中1の男の子がいました。
最初は課題をサボってばかりで、「お母さんに言われたから来た」と口にしていました。

でも、テストの点数が上がったとき、

「この前、テストの点が良かったから、焼肉に連れて行ってもらった」

「お母さんが嬉しそうだった」
と話してくれました。

それ以降だんだんと、その子の勉強への姿勢が変わり、授業中もよく質問をするようになりました。

子どもを変えたのは、怒りでも厳しさでもなく、「認めてもらえた」という経験でした。

 

「環境の力」は想像以上に大きい

 

私は双子として育ちました。
常に隣で同じように頑張る存在がいたことが、何よりの刺激でした。

人は、「空気」に影響を受けると思っています。
一人だと続かないことも、仲間がいれば頑張れる。

ノエクリの教室には、その空気があります。

・真剣に問題に向かう姿
・質問をしながら少しずつ成長していく姿
・それを見守り、励ます講師たち

「誰かと一緒に頑張る」環境は、やる気を長続きさせる最大の要素です。
勉強の習慣は、「環境」から生まれる。
私は、それを毎日、目の前で見ています。

 

ご褒美は、子どもを伸ばす力になる

 

私は、ご褒美を与えることは、決して甘やかしではないと思います。
ご褒美とは、子どもが「また頑張ろう」と思える小さなきっかけになります。

ノエクリでは、

・小さな努力を言葉で認める
・結果より「変化」を褒める
・仲間と励まし合える環境をつくる

これらを大切にしながら、子どもたちが「自分にもできる」という実感を積み重ねていけるよう支えています。
努力が報われる経験を通して、次の挑戦へ踏み出す力を育てていきます。

そして、子どもたちが自分の成長を感じ、「次はもっと頑張りたい」と思える瞬間をつくっています。
その積み重ねが、本当のやる気を育てると信じています。

 

まとめ|きっかけがあれば、子どもは変われる

 

「うちの子、全然勉強しないんです」
そう悩む保護者の方は本当に多いです。

でも、やる気がないのではありません。
まだ「きっかけ」を見つけていないだけかもしれません。

大事なのは、「頑張ってよかった」と思える経験を積むことです。

その経験を積むために、私はご褒美大賛成です。

ノエクリは、そんな「はじめの一歩」を一緒に作る場所です。

進学個別指導塾ノエクリ 鶴来校・有松校では、やる気が出ない子に寄り添い、少しずつ「自分で頑張る力」を育てていきます。
勉強への第一歩を踏み出したい方は、ぜひ体験授業にお越しください。

 

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投稿者

窪田

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