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【金大附属中学】語彙力が強い生徒は社会が伸びる!入試で求められる「説明できる語彙力」とは?【中学1・2年】

小坂

はじめに

皆さんこんにちは!進学個別指導塾ノエクリの小坂です!本日は、主に金大附属中学生とその保護者の方々に向け、附属高校入試を意識した社会の勉強についてお話し致します!

金大附属中に通うお子さまをお持ちの保護者の方から、社会について次のようなご相談をよくいただきます。
・一生懸命ワークを覚えているのに点数が安定しない
・地理は得意でも歴史が苦手で、結局全体の成績が伸びない
・公民になると急に難しくなり、親も教えづらい

社会は、保護者の方にとって、子どもの弱点が見えにくい教科の一つです。暗記量が多い印象を持たれやすく、「覚えているかどうか」ばかりが気になるかもしれません。

しかし実際には、社会の成績を大きく分けるのは「暗記量」ではありません

進学個別指導塾ノエクリでは、この「語彙力」を重視し、授業の中で「言い換える」「説明する」「資料とつなげる」という双方向のやり取りを中心に据えています!表面的な暗記ではなく、語彙本来の意味を深く理解することで、生徒の社会力を根本から強くしていきます!


附属高校の社会は「語彙力を試す」構造になっている!

まず、金大附属高校の社会が何を求めているのかを確認しましょう。入試問題を分析すると、語彙力が弱い生徒には極めて厳しい構造になっていることが分かります。

● 語彙が難しい資料文が多い

附属高校の社会は、資料の文章量が非常に多く、その中に高度な社会語彙が含まれています。「産業構造の転換」といった語句が理解できていなければ、資料の内容自体が読み取れません。語彙力が不足しているだけで、問題の入口でつまずいてしまいます。

● 歴史語彙は背景理解前提

歴史用語は、単語を暗記するだけでは対応できません。「富国強兵」「殖産興業」などは、背景や目的を理解しないと説明問題で得点できません附属高校は“語句を知っているか”ではなく、“語句を理解し使えるか”を見ています

● 公民語彙は抽象度が高く差がつきやすい

最も差がつくのが公民領域です。「三権分立」「公共の福祉」「衆議院の優越」などは、意味を曖昧にしたまま覚えている生徒が多く、記述問題に対応できません。語彙力不足がそのまま得点差に反映されてしまう単元です

● 語彙力が高いと資料問題が一気に読みやすくなる

社会語彙の“意味”が分かれば、資料文の読み取り・地図の分析・グラフの比較などが一気に楽になります。語彙力がある生徒は資料を読むスピードが速く、問題の本質をすぐに掴めるため、附属高校の社会で有利になります。


中学生のうちに身につけたい“社会語彙力”!

社会語彙力を高めるために、附属中生が身につけておきたい力を4つに整理します。

①語彙を「言い換えられる」

これは最も重要な力です。語句を覚えているだけでは意味がなく、「自分の言葉に変換できるか」がポイントです。


このレベルで言い換えられれば、資料問題にも応用できます。ノエクリでは、授業の中で全ての語彙に対して「言い換えチェック」を行い、意味理解を深めています。

②語彙を“図で整理する”

社会語彙は関係性を理解すると一気に覚えやすくなります。


ノエクリの個別授業では、問題の正誤だけでなくその背後まで含めて理解しているかを、個別授業におけるコミュニケーションを通して確認します!

③語彙を“資料とリンク”させる

語彙の意味が分かっても、資料と結びつかないと入試で使えません。


ノエクリでは、上記の問題を一方的に説明するようなことはせず、生徒の理解度、言語化能力を確認しながら授業を進めます。

④短い説明文を作る練習

附属高校の社会は短い記述が多いのが特徴です。「理由を15〜30字で述べよ」という形式に強くなるには、語彙を“説明に使えるレベル”まで理解する必要があります。ノエクリではもちろん、そのような問題に対する添削も行い、対応能力アップを目指します。


家庭でできるサポート

社会語彙は、家庭でも意外と簡単にサポートできます。保護者の方が内容を教える必要はありません。大切なのは、次のような問いかけです。

・「その語句、自分の言葉で説明すると?」
・「どういう場面で使う言葉?」
・「似た意味の言葉は?」

この三つの質問だけで、語彙力は飛躍的に伸びます。大切なのは、「暗記する」ではなく「考えた結果として自然と覚える」学習です!


まとめ

社会は“量の教科”に見えますが、附属高校入試では“質の教科”になります。その中核は語彙力です。語彙力が高い子は、資料が読めて、背景を理解し、記述にも強いという特徴があります。これは暗記量では埋まらず、日々の学習で語彙の意味を深く理解することが不可欠です!

ノエクリの個別授業は、語彙の意味と言い換えを通じて、ワーク暗記では身につかない“使える語彙力”を育てる指導です。語彙力が伸びると、社会は最も伸ばしやすい科目に変わります。附属高校合格を目指すうえで、今から語彙力を高める学習を始めることが何より重要です。

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投稿者

小坂

有松校舎・金沢駅前校舎の小坂です!

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