【金大附属中学】単語を覚えるだけでは届かない!金大附属高校入試につながる“考える英語”の育て方!【中学1・2年】
2025.11.4 有松校 金沢駅前校
小坂

目次
はじめに
皆さんこんにちは!進学個別指導塾ノエクリの小坂です!本日は、特に金大附属高校受験を考えているご家庭に向けて、附属高校の受験において必要な英語の力とは?というテーマでお話しします!
金沢大学附属高校の入試では、英語が合否を大きく左右します!しかし、この試験が非常に難しい!平均点が30点台になってしまうことも珍しくないテストです!
では、この入試問題をどのように攻略するか?その際には、単なる文法知識や単語暗記では得点できず、「読んで考える」「聞いて理解する」「書いて伝える」といった“使う英語力”が求められます!
附属中学校の授業では、教科書の内容理解や基礎文法、会話表現の習得が中心です。もちろんそれも大切ですが、附属高校入試で必要なのはさらに一歩進んだ英語力です!
つまり、知っている英語を「どう使うか」まで踏み込んで学ぶ姿勢が大事になります!
今日この日から、「読む・聞く・書く・話す」を結びつけた学習を始めていきましょう!
附属中の英語と附属高校入試のちがいを知る

附属中の英語は、教科書やワーク中心で「理解と暗記」に重きが置かれています。それは、文法を整理し、定期テストで得点する力を身につける段階といえます。
一方で、附属高校の入試はまったく異なります!
初めて読む英文をもとに内容を要約したり、与えられたテーマについて自分の意見を英語で書いたりするなど、思考力と表現力を試す出題形式が中心です!
また、リスニングも非常に重要な要素です!会話文や説明を聞いて情報を整理し、内容を選択する問題や、更には英文で答えることを要求する問題すらあります!
また、文章の正誤問題など単語・文法力を率直に問われる問題もあり、あらゆる方向から英語力を試されるのが附属高校入試英語の特徴です!
金大附属高校入試の英語で問われる力

金大附属高校の英語入試の特徴は以下の通りです!
長文読解の比重が大きい
文章量が多く、内容理解や要約を問う問題が中心です!
単語の意味を追うだけではなく、段落ごとの主張をつかむ読解力が必要になります。特に、「なぜそう考えたのか」「筆者の意図は何か」を整理できる生徒が高得点を取ります。
英作文の出題
附属高校の入試では、短いテーマに対して自分の意見と理由を英語で書く問題が定番です。難しい単語や構文を使うよりも、中学で学んだ文法で正確に伝える力が評価されます。
「I think~ because~.」のように、シンプルでも論理的に書くことが大切です!
リスニングで問われる実用的理解力
会話やナレーションを聞き、要点を判断して答える形式が多く出題されます。が、「すべて聞き取る」必要はありません!大切なのは、内容の流れを理解し、相手が何を伝えたいのかをつかむことです。
これらの力を鍛えるには、「読む」「聞く」「書く」「話す」をつなげた学習が不可欠です!
暗記中心の勉強ではなく、“考えて使う英語”を日常の中で積み重ねることが、附属高校入試への近道です。
中学生のうちに身につけたい3つの英語学習法
「読む」英語から「考えて読む」英語へ
英語を読むときは、単語や文法だけに注目せず、文章全体の流れを意識することが大切です。
段落ごとに「主張」「理由」「具体例」の構成を意識して読むと、内容が整理され、要約力が身につきます。
家庭でも、英文を読んだあとに「どういう話だった?」「筆者は何を伝えたかった?」と質問してみてください。
日本語で説明させるだけでも、理解の深さが格段に変わります。読んで終わりではなく、「内容を考えて説明する」ことが、附属高校入試の読解につながります。
英作文は“正しさ”より“伝える力”を重視
英作文は、難しい表現よりも「自分の考えを明確に書けるか」が大切です。短い英文でも、「意見+理由」を書く練習を続けましょう!
たとえば、
- I like science because I want to know how things work.
 - I think reading books is important because we can learn many things.
 
このように、シンプルでも理由を添えた文を書けるようになると、入試本番で落ち着いて対応できます。書いた英文はできるだけ添削を受け、自分の間違いの傾向を知るとさらに効果的です。
「書いて終わり」ではなく、「書いて直す」を繰り返すことで、正確さと伝達力の両方が伸びます。
リスニングで“使う英語”に慣れる
附属高校入試では、リスニングの得点差が合否を分けることがあります。日常的に英語を耳に入れる機会を作ることが、最も効果的です。
英語アプリや短い英会話動画を利用し、毎日少しでも英語を聞く習慣をつけましょう。聞き取れた部分をメモしたり、同じ文を声に出してリピートするだけでも、リスニング力と発音が同時に鍛えられます。
保護者ができるサポートと声かけの工夫

英語は「毎日続ける」ことでしか伸びない科目です!保護者の方が一緒に勉強をする必要はありませんが、子どもが英語を身近に感じるような働きかけが効果的です。
おすすめの声かけは、
・「今日の英語の授業、どんな内容だった?」
・「この単語、英語で言えるかな?」
・「英語のリスニングテスト、聞き取れたところはあった?」
といった、日常の中で英語に触れるきっかけを作るものです。正しい答えを求めるより、「英語で考える時間」を一緒に作ることを意識してください!
映画のワンシーンを一緒に観たり、好きなアーティストの英語歌詞を調べてみたりするのもおすすめです。楽しみながら英語に触れることで、学習が「義務」ではなく「習慣」へと変わります。
まとめ
金大附属高校の英語入試は、知識を問うだけのテストではありません。「読解」「思考」「表現」を総合的に評価する試験です!
中学生のうちに、
・読むときに“文脈を考える”
・書くときに“自分の意見を整理する”
・聞くときに“要点を判断する”
この3つを意識して学習を進めることが、附属高校入試の最も確実な対策になります。
「覚える英語」から「考えて使う英語」へ!それが、金大附属高校が求める本当の英語力です。
投稿者
小坂
有松校舎・金沢駅前校舎の小坂です!
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