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東京大学の狙い目学部3選&傾向と対策

荷川取

こんにちは!進学個別指導塾ノエクリの荷川取です。

今回は、旧帝大の1つである東京大学の中でも比較的入りやすい狙い目学部と、科目別対策についての記事です。(とはいえ、どの学部も難しいことは事実ですが笑)

東京大学を目指す人は参考にしてみてくださいね!

東京大学
狙い目学部3選

①文化一類

偏差値67.5
共通テスト得点率86%
合格最低点344/550
実質倍率2.8倍
大学入学共通テスト配点(110点満点)
【外国語(200点)】英・独・仏・中・韓から1科目
【国語(200点)】国語
【数学(200点)】数IA・数IIBC
【理科(100点)】物基・化基・生基・地学基から2科目 ※発展1科目も可
《地歴(100点)》地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択
《公民(100点)》公共・倫理/公共・政治・経済から選択
※地歴・公民からの選択は2科目
【情報(100点)】情報Ⅰ
個別学力試験配点(440点満点)
【国語(120点)】現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・国語表現・古典探求
【外国語(120点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ・リスニング
【数学(120点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学C(ベクトル)
【地歴(80点)】地理探求・日本史探求・世界史探求

文科一類は共通テスト得点率・合格最低点が若干低いため、狙い目の学部といえます。

ただ、実際には文科一類~三類の大きな差はないため、やりたいことを優先して学部決定することをおすすめします。

②理科一類

偏差値67.5
共通テスト得点率88%
合格最低点315/550
実質倍率2.8倍
大学入学共通テスト配点(110点満点)
【外国語(200点)】英・独・仏・中・韓から1科目
【国語(200点)】国語
【数学(200点)】数IA・数IIBC
【理科(100点)】物理・化学・生物・地学から2科目
《地歴(100点)》地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択
《公民(100点)》公共・倫理/公共・政治・経済から選択
※地歴・公民からの選択は1科目
【情報(100点)】情報Ⅰ
個別学力試験配点(440点満点)
【国語(80点)】現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・国語表現・古典探求
【外国語(120点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ・リスニング
【数学(120点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学Ⅲ・数学C
【理科(120点)】物理基礎・物理/化学基礎・化学/生物基礎・生物から2科目選択

理科一類は、理系学部の中では合格最低点・倍率が低い傾向にあるためおすすめです。

理系学部でも二次試験では国語があるため注意しましょう。

③理科二類

偏差値67.5
共通テスト得点率87%
合格最低点313/550
実質倍率4.0倍
大学入学共通テスト配点(110点満点)
【外国語(200点)】英・独・仏・中・韓から1科目
【国語(200点)】国語
【数学(200点)】数IA・数IIBC
【理科(100点)】物理・化学・生物・地学から2科目
《地歴(100点)》地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択
《公民(100点)》公共・倫理/公共・政治・経済から選択
※地歴・公民からの選択は1科目
【情報(100点)】情報Ⅰ
個別学力試験配点(440点満点)
【国語(80点)】現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・国語表現・古典探求
【外国語(120点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ・リスニング
【数学(120点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学Ⅲ・数学C
【理科(120点)】物理基礎・物理/化学基礎・化学/生物基礎・生物から2科目選択

理科二類は、理系学部の中では合格最低点・倍率が低い傾向にあるためおすすめです。

理系学部でも二次試験では国語があるため注意しましょう。

東京大学科目別対策ポイント

英語

    • 試験時間:120分(リスニング30分含む)
    • 出題形式:読解3問、英作文1問、リスニング1問が出題され、記述とマーク式の混合です。
    • 対策ポイント
      • リスニング力を鍛える:速い英語に対応できるよう、過去問とリスニング教材を活用する。
      • 要旨把握練習:長文問題は筆者の意図をつかむ力が求められるため、要約の練習を繰り返す。
      • 英作文力の向上:条件英作文や自由英作文に対応できるよう、様々なテーマで練習する。
      • 文法・語法の確認:誤文訂正や語法の理解を確実にすることで基礎点を確保する。

    数学

    • 試験時間:文科は100分(4題)、理科は150分(6題)
    • 出題形式:全体的に記述形式で、文系は標準問題が中心、理系は微積・確率など多様な分野から出題されます。
    • 対策ポイント
      • 基本解法の習得:典型問題を確実に解けるようにし、基本的な問題で確実に得点を狙う。
      • 部分点の確保:途中までの解答や方針も得点になるため、解けるところまで記述する練習をする。
      • 論理的記述の習得:答案の見やすさを意識し、計算過程や論理の流れを丁寧に書く。
      • 分野ごとの対策:微積・確率・ベクトルなど頻出分野を重点的に演習する。

    国語

    • 試験時間:文科は150分、理科は100分
    • 出題形式:現代文1題、古文1題、漢文1題(文科は現代文2題)で、全て記述式です。
    • 対策ポイント
      • 要約と表現力の強化:現代文では要旨を的確に捉え、簡潔に表現する練習が重要。
      • 漢字対策:3〜5問出題される漢字は必ず得点できるようにする。
      • 古典文法の徹底:古文・漢文は基礎文法の習得と、読解力をつけることで対応できる。
      • 記述力強化:制限字数に応じて簡潔にまとめる練習を繰り返し行う。

    理科

      • 試験時間:150分(2科目選択、各科目60点満点)
      • 出題形式:物理、化学、生物、地学から2科目を選択。記述式で、実験や考察を問う問題が多い。
      • 対策ポイント
        • 過去問での演習:問題の傾向を把握し、典型問題に加えて新傾向の問題にも慣れる。
        • 基礎の徹底:教科書レベルの知識を確実に理解し、基礎問題から応用まで繰り返し演習。
        • 論理的な記述力:物理・化学の考察問題で過程を論理的に説明できるよう練習する。
        • 時間配分を意識:解答量が多いので、スピードを意識しながら解く練習を行う。

      日本史

      • 試験時間:150分(日本史・世界史・地理のうち2科目選択)
      • 出題形式:全て記述式で、論述やテーマ別問題が中心です。地理は地形やデータ分析が出題されることもあります。
      • 対策ポイント
        • 論述力の向上:要点を簡潔にまとめる練習を行い、出題者の意図を汲んで書けるようにする。
        • 時事問題のチェック:特に地理は時事的なテーマが出題されやすいため、新聞やニュースで最新の話題に触れておく。
        • テーマ別の対策:日本史・世界史は政治・文化史、地理は地形や環境などの分野ごとに知識を整理しておく。
        • 過去問演習:出題傾向が決まっているので、過去問を繰り返し解き、問題の特徴に慣れる。

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      投稿者

      荷川取

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