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富士高校1年生が10月テストで15点アップ!スピード勝負の難関テストを克服できた理由

荷川取

今回紹介するのは、富士高校1年生の生徒。
入学当初から真面目に勉強していたものの、夏前のテストでは英語・国語と比較して思うような結果が出ませんでした。
特に数学では問題数の多さに苦しみ、「時間内に最後まで解けない」という課題を抱えており、

「理解はできているのに、スピードが足りない」
——これが最大の悩みでした。


ノエクリでは、夏の間に数学ⅡAの先取り学習を実施。
まだ学校で習っていない単元(三角関数)を早めに学習し、9月以降は“予習”ではなく“復習”として授業を受けられるようにしました。

この「先取り」により、次のような余裕が生まれました。

・授業内容の理解に時間を取られず、問題演習に集中できた
・自習時間を「定着のための演習」「入試レベルまでより深く理解するための演習」に使えるようになった
・テスト直前に焦らず復習に専念できた

つまり、「先取りによって復習時間を増やす」という戦略で、苦手だった“スピード問題”に本格的に取り組めるようになったのです。


夏以降は、焦って速く解こうとするのではなく、まず正しい解き方で解く練習を徹底。

・途中式を省かず、1問ずつ丁寧に確認
・同じ問題を3回繰り返し、2回目以降は制限時間を短縮
・解答のどこで手が止まったかを分析して記録

「速く」より「正確に」。
この姿勢の積み重ねが、結果的に“速く・安定して”解ける力を育てました。


そして迎えた10月テスト。
苦手だったスピード勝負の数学で、前回より+15点アップ
学年順位も30番台から15番へ大幅上昇しました。

生徒本人のコメント:

「夏に先取りしていたおかげで、テスト前に焦らず“やり直し”に時間を使えました。
以前よりも冷静に問題を見られるようになったのが大きかったです。」


この結果の背景には、“時間の先取り”があります。

  1. 夏に予習を終わらせ、秋以降を演習に使えた
  2. 苦手分野(三角比・三角関数のスピード処理)に集中できた
  3. 「正確に→速く」の順で練習できた

やみくもに勉強時間を増やすのではなく、「いつ・何をやるか」を設計したことが成績アップの決め手でした。


この冬休みは、次に結果を変えるための最大のチャンスです。

夏と違い、冬は勉強時間が短いぶん、“やることの精度”が問われます。
周りと同じ問題集を、同じペースで進めているだけでは差はつきません。
むしろ、差が「広がる側」になることもあります。

だからこそ、冬にすべきは——
・先取りで余裕を作る
・自分の弱点に絞って時間をかける
・理解を“定着”に変える

この3つを意識できるかどうか。
それが、春の順位を決める分かれ道になります。


「理解はできるけど、点が伸びない」
「時間が足りず、いつも最後の問題まで届かない」

そんな悩みを抱える生徒こそ、先取り+反復のリズムを冬で作るべきです。
短期間でも正しい順序で取り組めば、テストの見え方が確実に変わります。

ノエクリでは、冬休みのカリキュラム・学習計画を一人ひとりの現在地・志望校に合わせて設計しています。
伸び悩んでいる状況を打開するなら、今がそのスタートラインです。

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投稿者

荷川取

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