富士市|中学生|勉強のやり方がわからなかった中1生が、勉強のやり方をつかむまで
2025.4.29 富士校
荷川取

目次
勉強のやり方がわからなかった中1生が、勉強のやり方をつかむまで
「やる気はある。でも、何をやればいいのか全然わからない」
これは、ノエクリに入塾したばかりの中学1年生・Yくんが最初に口にした言葉です。
机の中には新品の問題集が3冊。でも、1ページも進んでいない状態でした。
「やらなきゃ」と思っている。でも、どこからどう始めればいいのかが分からない――
実はこれ、中学生によくある“本当のつまずき”なのです。
きっかけは「雑談の中の一言」でした
初回の授業が終わった後、Yくんに「最近の学校の授業、どう?」と何気なく声をかけたときのこと。
「テストがあるのはわかってるけど、何日からやればいいかわかんなくて」
それが、彼のつまずきの本質でした。
“勉強の仕方”ではなく、“勉強の始め方”に迷っていたのです。
この一言をきっかけに、2週間に1度の面談で、彼専用の「学習計画表」を一緒に作ることからスタートしました。
まずは「勉強の順番」から整える
ノエクリの「リアル」個別指導では、授業を行うだけではありません。
その子がどこで、どう迷っているのかを把握したうえで、順序立てた勉強の計画を提案します。
Yくんには以下のような流れを提案しました。
1.【授業の復習】学校のノート・塾の授業ノートを見返す(夜に15分)
2.【確認演習】塾用ワークを2ページずつ進める(翌日)
3.【自習室でテスト形式】塾で類題を解いて理解を深める(週末)
4.【暗記は朝】英単語や漢字は「朝5分」で毎日チェック
5.【定期テスト勉強のスタート】定期テストの3週間前から、学校ワークを6ページ(/1日)ずつ進める
この「やること」「やる順番」「やる場所」をはっきりさせたことで、Yくんの迷いはスッと消えていきました。
2週間後、「自分で」勉強するように
塾に来て2週間後のYくんは、すっかり別人のようでした。
授業がない日も、ノートと計画表を持って自習室に来るようになったのです。
「理科のここがまだ間違えることが多いから、ここを重点的にやります」
そんなセリフが自然に出てくるようになったとき、私が思ったのは──
「この子は、もう自分で走り出せるな」という確かな手応えでした。
最後にひとこと
Yくんのように、「やる気はあるのに、始め方が分からない」という生徒は本当に多いです。
テスト対策も、成績アップも、正しいステップさえ踏めば変わります。
ノエクリでは、勉強内容だけでなく、勉強の習慣・やり方そのものを育てる個別指導を行っています。
もし今、「うちの子、何から始めればいいか分かってなさそう…」と感じているなら、
ぜひ一度、無料学習相談にお越しください。
一緒に、その子にとっての“はじめの一歩”をつくるお手伝いをさせていただきます。
投稿者
荷川取
富士校舎の校舎長荷川取です!
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