名古屋大学の狙い目学部4選!傾向と対策
2024.10.22 大学受験オススメ情報 富士校
荷川取
こんにちは!進学個別指導塾ノエクリの荷川取です。
今回は、旧帝大の1つである名古屋大学の狙い目学部と、科目別対策についての記事です。
名古屋大学を目指す人は参考にしてみてくださいね!
目次
名古屋大学
狙い目学部4選
①文学部
偏差値 | 62.5 |
共通テスト得点率 | 77% |
合格最低点 | 1387/2100 |
実質倍率 | 1.7倍 |
大学入学共通テスト配点(950点満点) |
【外国語(200点)】英・独・仏・中・韓から1科目 【国語(200点)】国語 【数学(200点)】数IA・数IIBC 【理科(100点)】物基・化基・生基・地学基から2科目 ※発展1科目も可 【地歴(100点)】地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択 【公民(100点)】公共・倫理/公共・政治・経済から選択 ※地歴・公民からの選択は2科目 【情報(50点)】情報Ⅰ |
個別学力試験配点(1200点満点) |
【国語(400点)】現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探求 【地歴(200点)】地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択 【外国語(400点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ 【数学(200点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学C(ベクトル) |
文学部は文系学部の中でも比較的共通テスト得点率・倍率が低いため、狙い目です。
ただし、二次試験では4教科が必要となるため、得意な教科がハッキリしている人よりはバランスよく得点できる人におすすめです。
②情報学部
人間・社会情報学科
偏差値 | 60.0 |
共通テスト得点率 | 76% |
合格最低点 | 1367/2000 |
実質倍率 | 3.2倍 |
大学入学共通テスト配点(950点満点) |
【外国語(200点)】英・独・仏・中・韓から1科目 【国語(200点)】国語 【数学(200点)】数IA・数IIBC 【理科(100点)】物基・化基・生基・地学基から2科目 ※発展1科目も可 【地歴(100点)】地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択 【公民(100点)】公共・倫理/公共・政治・経済から選択 ※地歴・公民からの選択は2科目 【情報(50点)】情報Ⅰ |
個別学力試験配点(1100点満点) |
【外国語(700点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ 【地歴(400点)】地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択 【数学(400点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学C(ベクトル) ※地歴・数学から1科目 |
情報学部(人間・社会情報学科)は、難易度の高い二次試験の数学を避けて受験ができるという大きなメリットがあります。
地歴・公民からは地理総合・地理探求での受験がおすすめです。というのも、名古屋大学二次試験の地理は共通テストと比較しても難易度に大きな差がなく、対策が容易であるためです。
二次試験の英語の配点は700点と非常に高いので、英語が得意な人は是非チャレンジしてみてください!
③工学部
エネルギー理工学部
偏差値 | 57.5 |
共通テスト得点率 | 76% |
合格最低点 | 1171/1900 |
実質倍率 | 1.9倍 |
大学入学共通テスト配点(635点満点) |
【外国語(100点)】英・独・仏・中・韓から1科目 【国語(200点)】国語 【数学(100点)】数IA・数IIBC 【理科(100点)】物理・化学 【地歴(100点)】地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択 【公民(100点)】公共・倫理/公共・政治・経済から選択 ※地歴・公民から1科目選択 【情報(35点)】情報Ⅰ |
個別学力試験配点(1300点満点) |
【外国語(300点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ 【数学(500点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学Ⅲ・数学C 【理科(500点)】物理基礎・物理/化学基礎・化学 |
エネルギー理工学科は、工学部の中でも偏差値・共通テスト得点率が低いためおすすめです。
共通テストでは国語・社会の配点が高いため、十分な対策が必須です。
また、二次試験では数学・物理・化学が必要であり、数学だけで500点(共通テストは全部で635点なのに!?)なので、理系科目を得点源にできれば合格がグッと近づきます!
④理学部
偏差値 | 57.5 |
共通テスト得点率 | 78% |
合格最低点 | 1445/2350 |
実質倍率 | 2.2倍 |
大学入学共通テスト配点(900点満点) |
【外国語(250点)】英・独・仏・中・韓から1科目 【国語(300点)】国語 【数学(100点)】数IA・数IIBC 【理科(100点)】物理・化学・生物・地学から2科目 【地歴(100点)】地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択 【公民(100点)】公共・倫理/公共・政治・経済から選択 ※地歴・公民から1科目選択 【情報(50点)】情報Ⅰ |
個別学力試験配点(1500点満点) |
【外国語(300点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ 【数学(600点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学Ⅲ・数学C 【理科(600点)】物理基礎・物理/化学基礎・化学/生物基礎・生物/地学基礎・地学から2科目選択 |
理学部は工学部の人気学科と比較して偏差値・共通テスト得点率が低いため、狙い目です。
参照:パスナビ
名古屋大学科目別対策ポイント
英語
- 時間:105分
- 出題形式:長文読解2題、会話文問題1題、自由英作文1題(記述式)
- 対策ポイント:
- 下線部和訳、説明問題、空所補充問題など、総合的な読解力が必要。
- 長文読解では趣旨を的確につかまえ、和訳や正誤判断ができる力が必要。
- 自由英作文は統計表を参考にした問題が多いので、統計データの分析力と要約力が必要。
- 問題集を活用し、よくあるテーマでの作文練習や、第三者からの添削指導を受けると効果的。
数学
- 時間:理系150分/文系90分
- 出題形式:理系は大問4題/文系は大問3題(記述式)
- 対策ポイント:
- 理系▶数Ⅲを含む全範囲からの出題で、微分・積分、整数問題が頻出。
- 文系▶確率(確率漸化式)・ベクトル・図形と方程式・積分が頻出。文系数学の中でもトップクラスの難易度。
- 青チャートなどの網羅系参考書の例題が完璧であることは必須。
- 文理問わず計算量が多く難易度が高いため、『理系(文系)数学の良問プラチカ』など難易度の高い問題集で演習を積むことが必要。
- 時間配分だけでなく、時間内で解ける問題を見極める練習も重要。
国語
- 時間:105分
- 出題形式:現代文または評論文1題、古文1題、漢文1題(記述式)
- 対策ポイント:
- 評論文や現代文は長文が多く、速読力が求められます。
- 古文・漢文では基本単語や文法、現代語訳が出題されるため、基礎固めを徹底すること。
- 時間配分の基本は、現代文は45分、古文は30分、漢文は30分。
- 古文は俳句や短歌がの出題率が高い。縁語や掛詞などは絶対に頭に入れておきたい。
- 過去問演習を通して模範解答と比較することで解答の質を上げましょう。第三者に添削をしてもらえると尚良い。
物理
- 時間:150分(2科目合計の時間)
- 出題形式:大問3題(記述式)
- 対策ポイント:
- 計算問題の計算量が多いため、計算スピードと正確さが必要。
- 問題の見極めも重要なので、解きやすい問題から着手し、確実に点数を取る練習が重要。
- 基礎公式の理解と暗記は必須。過去問や『重要問題集』などの高難度問題集で応用力を養成。
化学
- 時間:150分(2科目合計の時間)
- 出題形式:大問3題(記述式)
- 対策ポイント:
- 理論化学、無機化学、有機化学の全範囲から幅広く出題。
- 近年は「溶液の性質」や「水溶液中の反応」などが多く、また「天然高分子」が頻出。
- 苦手分野をなくすよう、基礎から応用まで網羅的に学習しましょう。
- 物理と比較して難易度が高くないため、化学の時間配分を多めに取り、得点を稼ぐなどの工夫が有効。
生物
- 時間:150分(2科目合計の時間)
- 出題形式:大問4題(記述式)
- 対策ポイント:
- 図示問題や論述問題が頻出で、実験計画に関する問題もよく出題されます。
- 広範囲からの出題なので、苦手分野をなくし、教科書を基にした知識を網羅しましょう。
- スピードを意識した演習で、出題量に対応する力を養成してください。
日本史
- 出題形式:大問4題(記述式、90分)
- 対策ポイント:
- 写真や史料を用いた読解問題や短文論述が多い。
- 記述量が多いので、設問の意図を汲み、端的に答える練習が必要です。
- 過去問での演習や時間配分の確認が大切。
世界史
- 出題形式:大問4題(記述式、90分)
- 対策ポイント:
- 短文論述が多く、空欄補充や年代整序も頻出。
- 端的に解答できるよう、必要事項をまとめて記述する練習を行いましょう。
- 大問4はやや長めの論述が多いので、資料や図版を活用した解答も視野に入れて準備すること。
名古屋大学合格レベルまで実力をつけるのに不安がある人は、是非ノエクリの授業を受けにきてください!
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投稿者
荷川取
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