【高校3年生】今からでも間に合う!9月から始める共通テスト逆転対策!【共通テスト対策】
2025.9.9 金沢駅前校
小坂

目次
今からでも間に合う!9月から始める共通テスト逆転対策!
こんにちは、進学個別指導塾ノエクリ金沢駅前校舎の小坂です!
夏休みが終わり、受験生にとってはまさに「本番に向けたラストスパートの入口」といえる9月になりました。
この時期になると、生徒からよく聞くのが「夏休み、思ったほど勉強が進まなかった」「模試の結果が思ったより上がらなかった」という声です。
焦りや不安を感じるのは当然ですが、実はここからの数か月で一気に逆転することは十分に可能です。
大切なのは「正しい戦略」と「優先順位」です。
今回は、9月からでも間に合う共通テスト逆転対策について、ノエクリの指導経験を踏まえてお話ししていきます。
① 共通テストは“満点を取る試験ではない”
まず忘れてはいけないのは、「共通テスト=満点を取る試験ではない」ということです。
多くの受験生が「全部の科目を完璧に仕上げないといけない」と思い込んでいますが、実際に合格を左右するのはボーダーラインに届く点数を取れるかどうかです。
例えば志望校Aのボーダーが75%なら、必ずしも全科目で高得点を取る必要はありません。
- 英語や国語など得意科目で80〜85%を狙う
- 数学や理科でやや苦手なら60〜65%でも構わない
このように、「自分にとっての合格点」を見極めることがスタートラインです。
無理に全科目で高得点を狙おうとすると、時間も労力も分散してしまい、逆に得点が伸びにくくなります。
ここから逆転を狙うなら、「勝負科目を決めてそこを伸ばす」ことが重要です!
② 逆転のカギは「弱点克服」より「得点源強化」
9月以降の学習で一番意識してほしいのは、弱点にこだわりすぎないことです。
もちろん、致命的な穴(例えば数学IAの基本計算ができない、英語の基礎文法がわからないなど)は最低限埋める必要があります。しかし、多くの受験生は「苦手をゼロにしよう」とするあまり、時間を取られすぎてしまうのです。
一方で、得意科目は伸びしろが大きいことが多く、短期間でも一気に得点を積み上げやすい特徴があります。
例えば…
- 英語リーディングが得意なら、過去問演習で+20点を目指せる
- 数学が得意なら、時間内演習で+15点を上積みできる
これは「苦手科目に20時間かけて+5点」よりも、はるかに効率の良い勉強です。
9月からの逆転は「得点を伸ばしやすい科目、伸びる見込みがある科目にリソースを集中する」ことが大切です!
③ 9月〜12月の勉強スケジュールモデル
では具体的に、どのように勉強時間を配分していけばよいのでしょうか。
ここでは「週ごとの勉強時間35〜50時間」を目安としたモデルプランをご紹介します。
まず大前提として、「9月の間は慌てて対策せず、基礎の総点検を行う」ことです!
例えば数学で青チャートに乗っているような基本的な例題を解く力をおろそかにすると、いくら共通テスト演習を積み重ねても点数が伸びません。
共通テスト演習はあくまで、共通テストというテスト形式に最適化することを目指すものであって、基礎力をつけるものではないことは忘れないようにしましょう!
月 | 勉強の焦点 | 学習内容例 | 週の勉強時間目安 |
---|---|---|---|
9月 | 基礎の総点検+得意科目強化 | 重要単元の復習/頻出問題演習 | 35〜40時間 |
10月 | 実戦演習スタート | 共通テスト過去問(分野別) | 40〜45時間 |
11月 | 時間内解答の訓練 | 通し演習+解き直し | 45〜50時間 |
12月 | 本番形式の総仕上げ | 模試形式で全科目演習 | 50時間以上 |
この流れのポイントは「基礎→分野別演習→通し演習→模試形式」という段階的ステップです。
9月に基礎を確認し直し、10月から演習量を増やすことで、11月以降の模試で着実に成果が出てきます。
ノエクリでは、生徒ごとにこのプランを調整し、「週ごとに何をどこまで進めるか」を個別に管理しています。
④ 教科別!9月から差がつく勉強法
英語(リーディング・リスニング)
- やるべきこと
- 長文演習を毎週2~3題を、必ず時間制限を課して行う。
- リスニングは音源を使ったシャドーイングで「声に出す」習慣をつける
- やってはいけないこと
- 単語帳を“ながら”で眺めるだけ
- 問題を解いて答え合わせして終わり(音声を聞き直さない)
英語は「読解スピード」と「音声処理力」を同時に鍛えることで得点が一気に伸びます。
数学(IA・IIB)
- やるべきこと
- 単元ごとの基本問題を反復して「確実に解ける」状態を作る
- 制限時間を設けて演習し、スピードと正確さを磨く
- やってはいけないこと
- 解説を読んだだけで「理解した気」になる
- 難問に固執して時間を浪費する→本番で役に立たない
数学は「わかる」から「時間内で解ける」への転換が9月以降の課題です。
国語(現代文・古文・漢文)
- やるべきこと
- 古文単語・文法の知識を毎日確認し、すぐ演習につなげる
- 現代文は「設問ごとの解き方パターン」を習得する
- やってはいけないこと
- 感覚や印象で答えを選ぶ→繰り返し演習することの意義がない
国語はセンスではなく「知識+解法」で安定して得点できます。
理科・社会
- やるべきこと
- 参考書で覚え直したらすぐに問題演習で確認→「なんとなく覚えた」は絶対にダメ。
- 用語を丸暗記するのではなく、「因果関係」を意識して学ぶ
- やってはいけないこと
- 教科書やノートを“読むだけ” “書き写すだけ”の勉強
理社は演習量がモノを言います。短期間でも得点が伸びやすい科目です。
⑤ 9月のモチベーション低下を乗り切る方法
9月は学校行事(文化祭・体育祭)が多く、生活リズムが乱れやすい時期です。
さらに模試を受けてもすぐに結果が反映されず、「頑張っているのに成果が出ない…」と不安になる受験生も多いです。
ここで大切なのは「9月は準備期間」と割り切ること。
実力が模試の点数に現れるのは10〜11月です。焦らず、正しい方向で勉強を続けることが勝負の分かれ目です。
モチベーション維持の工夫
- 短期目標を立てる
例:「英語長文を5題解く」「古文単語100語を完璧に」 - 小さな達成感を積み重ねる
→ 達成した内容を先生に報告し、フィードバックや確認テストを受ける
ノエクリでは、生徒一人ひとりに短期目標を設定し、毎週の進捗を一緒に確認しています。これにより、「やった感」が積み上がり、勉強のリズムを崩さずに続けられます。
まとめ
9月からの共通テスト対策は、ただ闇雲に勉強するのではなく、得点戦略に基づいた効率的な学習が欠かせません。
- 志望校の合格ラインを知る
- 得点源をさらに伸ばす
- 週ごとの計画を守り、短期目標でモチベーションを維持する
これを徹底すれば、今からでも十分に逆転合格は可能です!
ノエクリでは、生徒一人ひとりに合わせた学習計画を作成し、毎週の振り返りや確認テストで「やりっぱなし」を防ぎます。
「もう遅いのでは…」と感じている方も、まずはぜひご相談ください。
一緒に合格までの最短ルートを走り抜けましょう!
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投稿者
小坂
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