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【白山市中3必見】高校入試で数学・英語を捨てたら?〜大学受験で後悔する理由〜

窪田

 

こんにちは!
進学個別指導塾ノエクリ 鶴来校・有松校の窪田です。

「もう数学は無理かも…」

「英語は捨てて社会と理科の暗記科目で稼ごう」

そんな声を、この時期の中3生からよく聞きます。

でも、その「捨てる勇気」が、本当に正しい選択でしょうか?
一時的に楽になるかもしれません。
しかし、大学受験・将来の進路まで考えると、
英語と数学を避けるのは「今は楽でも、後で必ず苦しくなる」選択です。

この記事では、実際の入試傾向・データ・現場の声をもとに、
白山市の中学生が「今からでも間に合う勉強の方向転換」をできるよう、解説します。

 

 

1.石川県公立高校入試の英語・数学の特徴

 

石川県の公立高校入試は、5教科(英・数・国・理・社)各100点、合計500点満点です。
すべての公立高校がこの共通問題で合否を判定します。

つまり、どの高校を受けても同じ問題で勝負するということです。
そして、この中でも特に得点差がつきやすいのが英語と数学です。

 

◆英語の特徴

英語は大問4つ構成で、
リスニング → 短い会話文 → 会話文読解 → 長文読解という流れが基本です。

文法知識だけでは解けず、内容理解や文脈に応じた「表現力」まで問われるのが特徴です。

特に、

  • リスニング(30点):耳での理解力が得点を大きく左右する。

  • 会話文読解・長文読解:登場人物のやり取りや意見を読み取る問題。

  • 英作文:与えられた条件に沿って、自分の意見を英文で書く形式。

これらが組み合わさっており、単なる暗記型では対応できません。

過去5年間の英語の合格者平均点は約47点前後です。
つまり、苦手な人が多い一方で、伸ばせば一気に差がつく科目でもあります。

 

◆数学の特徴

数学は計算・方程式・関数・図形・確率など、出題範囲が非常に広いです。
全国的に見ても難易度は高く、特に図形の問題・関数の応用・文章題では「考える力」が問われます。

単に公式を覚えるだけでは太刀打ちできません。
途中式・思考過程・記述力まで含めて採点されるため、「理解の深さ」が結果に直結します。

過去5年間の数学の合格者平均点も約47点前後です。
英語と並んで、石川県入試では「苦手な受験生が多い=差が生まれる教科」のです。

 

◆社会で点を稼ごうとするのは危険

「英語と数学は苦手だから、社会で点を取ればいい」
そう考えている人は要注意です!!

以前のブログでも取り上げましたが、
石川県の社会は全国的にも難易度が高いことで知られています。
5年間の合格者平均点の平均は、5教科の中で最も低く、43点です。

記述問題が全体の約半分を占め、ただ用語を覚えているだけでは点が取れません。
資料読み取り・因果関係の説明・理由の記述など、理解と表現を組み合わせた力が求められます。

つまり、暗記だけでは勝てない。
「社会で稼ぐ戦略」は、年々通用しなくなってきています。

 

◆他教科との違い

特に、英語・数学は、積み重ねが必要な科目です。
中1,中2の内容が抜けていると、中3範囲が理解できません。

中学校の内容が抜けいていると高校の授業についていけません。

だからこそ、今からでも戻る価値がある2科目なのです。

 

2.なぜ「捨てる」選択で後悔するのか

 

(1)高校入試では「英数で差がつく」

英語・数学は平均点が低く、できる人ほど有利になります。
極端な話、

  • 英語・数学で+20点

  • 他3教科で−10点

    でも、合計では上位にいけます。

つまり、英数を避ける=勝ち筋を自分で捨てている状態です。

 

(2)高校に入ってからの授業がきつくなる

高校の時間割を見てみると、

  • 英語:週4〜5時間

  • 数学:週4〜5時間

  • 他の教科:週2〜3時間

英語と数学は全教科の中心です。
高校で「文系・理系」を選ぶ前から、英数の理解度が進路の自由度を決めます。

たとえ高校に合格しても、中学の内容を曖昧にしたまま入学すると、入学後の最初のテストで「何もわからない」という現象が起きます。もちろんその後の授業でもわかりません。
実際、ノエクリに来る高1生の相談でも多いのが、

「中学英語の文法からやり直したい」

「関数の意味がわからない」

などという内容です。

 

(3)大学進学の壁はさらに大きい

英語・数学を軽視した人が、大学受験で最も苦労します。

  • 国公立大学は、 英語・数学・国語・理社の5教科必須のところが多いです。

  • 私立大学でも、英語が必須のところが多いです。

  • 理系は 数学が最重要科目となります。

つまり、英語・数学を捨てた瞬間、受験できる大学が激減することになります。

 

 

3.今からどう克服するか(具体的勉強法・戦略)

 

「じゃあ、今から英語・数学をどうすればいいの?」

そう思った人もいるでしょう。
ここからの数ヶ月で巻き返すための現実的なステップを紹介します。

 

◆STEP1:弱点を「細かく」把握する

「数学が苦手」「英語がわからない」では対策できません。

  • 英語:文法?単語?リスニング?

  • 数学:計算?関数?図形?文章題?

ノエクリでは、単元別のチェックテストを使って「どこで止まっているか」を明確にします。
苦手は「点」ではなく「線」でつながっています。
その根を切れば、成績は動きます。

 

◆STEP1:環境を変える

自宅で勉強しようとしても、スマホ・雑音・眠気などが強敵です。
ノエクリには、

  • 集中できる自習室

  • 質問しやすい環境

  • 定期的なコーチング面談

などがあります。

この「環境づくり」こそが、学力を変える第一歩です。
環境が変われば、意識も変わります。

 

◆STEP2:中1・中2の基礎を最優先で取り戻す

英語も数学も、土台が抜けたまま応用しても崩れます。

  • 英語 …英単語、文法(be動詞、一般動詞、助動詞)

  • 数学 …計算、方程式、関数

ここを1〜2週間で集中的に固めるだけで、
後半の応用が理解しやすくなります。

 

◆STEP3:短時間でも「毎日触れる」

英語と数学は、1日30分でもいいので、毎日続けることが大切です。

英語も数学も、1日でもやらないとすぐに忘れてしまします。

ノエクリの生徒の中には、「英単語は毎朝5時半に起きて15分」「夜寝る前に15分」などと決めている生徒もいます。

 

◆STEP4:模試・過去問で「得点感覚」を掴む

勉強が進んだら、必ず模試で「戦う練習」をしましょう。
ノエクリでは、石川県総合模試の過去問や全国高校入試の過去問などの演習で実戦力を育てています。
大切なのは「解ける問題を確実に取る」ことです。
石川県の公立入試は難易度が高いので、泉丘を目指す場合でも満点を狙う必要はありません。

自分の志望校の合格ラインをきちんと把握して、必ず得点したい問題を落とさない戦略を徹底することが重要です。

 

 

4.まとめ 〜「捨てる勉強」ではなく、「伸ばす勉強」を〜

 

英語と数学は、苦手意識が強い人は、難しいと感じるかもしれません。
でも、逃げた瞬間に選べる未来が減るのも事実です。

今勉強するのは「高校に合格するため」だけではありません。
その先にある「将来の選択肢」を増やすためでもあります。

もし今、

  • 英語・数学を避けている

  • どこから手をつければいいかわからない

  • 本気で合格したい

そう思っているなら、まだ間に合います!

英語・数学を「捨てない勇気」が、あなたの未来を救います!

ノエクリでは、あなたの今のレベルから最短で「できる自分」に変える個別カリキュラムを組みます。

ぜひ一度、ノエクリの無料説明会と体験授業にお越しください!

 

 

 

 

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投稿者

窪田

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