東京大学で最も合格しやすい学部とは!?入試傾向から対策まで
2024.10.30 大学受験オススメ情報 富士校
荷川取
目次
東京大学で最も合格しやすい学部とは!?入試傾向から対策まで
こんにちは!進学個別指導塾ノエクリの荷川取です。
今回は、旧帝大の1つである東京大学の中で最も合格しやすい学部と、科目別対策についての記事です。
東京大学を目指す人は参考にしてみてくださいね!
東京大学で最も合格しやすい学部とその理由
東京大学で最も入りやすい学部を倍率・偏差値・共通テストボーダーライン・合格最低点から見ていきます。
①入試倍率
2024 | 2023 | 2022 | |
理科一類 | 2.8 | 2.5 | 2.7 |
理科二類 | 4.0 | 4.2 | 4.1 |
理科三類 | 4.2 | 4.3 | 4.3 |
文科一類 | 2.8 | 3.0 | 3.2 |
文科二類 | 2.9 | 3.1 | 3.1 |
文科三類 | 3.2 | 3.0 | 3.2 |
②偏差値
2024 | |
理科一類 | 67.5 |
理科二類 | 67.5 |
理科三類 | 72.5 |
文科一類 | 67.5 |
文科二類 | 67.5 |
文科三類 | 67.5 |
③共通テストボーダーライン
2024 | 2023 | 2022 | |
理科一類 | 88% | 88% | 85% |
理科二類 | 87% | 87% | 84% |
理科三類 | 91% | 92% | 89% |
文科一類 | 86% | 86% | 82% |
文科二類 | 86% | 86% | 82% |
文科三類 | 86% | 86% | 82% |
④合格最低点
2024 | 2023 | 2022 | |
理科一類 | 326/550 | 314/550 | 303/550 |
理科二類 | 314/550 | 312/550 | 287/550 |
理科三類 | 380/550 | 357/550 | 347/550 |
文科一類 | 331/550 | 343/550 | 302/550 |
文科二類 | 332/550 | 342/550 | 306/550 |
文科三類 | 331/550 | 340/550 | 305/550 |
“東京大学の2024年度最新の偏差値・受験情報など”.|パスナビ.2024-11-29.https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0220/top/,(参照2024-11-06)
入試倍率、共通テスト得点率だけを見れば、「文系の方がいいのでは!?」と思うかもしれません。
しかし、実際はその逆で、最も合格しやすいのは
理科二類
なんです!
というのも、以下の理由があるからです。
・最も合格最低点が低い。
・共通テストボーダーラインが文系よりも高い
つまり、難しい二次試験での得点が低くても突破しやすいということなんです。
東京大学を受ける人は是非参考にしてみてくださいね!
東京大学2025入試配点
大学入学共通テスト配点(110点満点) |
【外国語(200点)】英・独・仏・中・韓から1科目 【国語(200点)】国語 【数学(200点)】数IA・数IIBC 【理科(100点)】物理・化学・生物・地学から2科目 《地歴(100点)》地理総合・地理探求/歴史総合・日本史探求/歴史総合・世界史探求から選択 《公民(100点)》公共・倫理/公共・政治・経済から選択 ※地歴・公民からの選択は1科目 【情報(100点)】情報Ⅰ |
個別学力試験配点(440点満点) |
【国語(80点)】現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・国語表現・古典探求 【外国語(120点)】英語コミュニケーションⅠ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ・リスニング 【数学(120点)】数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学Ⅲ・数学C 【理科(120点)】物理基礎・物理/化学基礎・化学/生物基礎・生物から2科目選択 |
理系でも二次試験で国語が必要となることに注意しましょう。
東京大学科目別対策ポイント
英語
試験時間
120分(リスニング30分含む)
出題形式
読解3問、英作文1問、リスニング1問が出題され、記述とマーク式の混合です。
対策ポイント
・リスニング力を鍛える:速い英語に対応できるよう、過去問とリスニング教材を活用する。
・要旨把握練習:長文問題は筆者の意図をつかむ力が求められるため、要約の練習を繰り返す。
・英作文力の向上:条件英作文や自由英作文に対応できるよう、様々なテーマで練習する。
・文法・語法の確認:誤文訂正や語法の理解を確実にすることで基礎点を確保する。
数学
試験時間
文科は100分(4題)、理科は150分(6題)
出題形式
全体的に記述形式で、文系は標準問題が中心、理系は微積・確率など多様な分野から出題されます。
対策ポイント
・基本解法の習得:典型問題を確実に解けるようにし、基本的な問題で確実に得点を狙う。
・部分点の確保:途中までの解答や方針も得点になるため、解けるところまで記述する練習をする。
・論理的記述の習得:答案の見やすさを意識し、計算過程や論理の流れを丁寧に書く。
・分野ごとの対策:微積・確率・ベクトルなど頻出分野を重点的に演習する。
国語
試験時間
文科は150分、理科は100分
出題形式
現代文1題、古文1題、漢文1題(文科は現代文2題)で、全て記述式です。
対策ポイント
・要約と表現力の強化:現代文では要旨を的確に捉え、簡潔に表現する練習が重要。
・漢字対策:3〜5問出題される漢字は必ず得点できるようにする。
・古典文法の徹底:古文・漢文は基礎文法の習得と、読解力をつけることで対応できる。
・記述力強化:制限字数に応じて簡潔にまとめる練習を繰り返し行う。
理科
試験時間
150分(2科目選択、各科目60点満点)
出題形式
物理、化学、生物、地学から2科目を選択。記述式で、実験や考察を問う問題が多い。
対策ポイント
・過去問での演習:問題の傾向を把握し、典型問題に加えて新傾向の問題にも慣れる。
・基礎の徹底:教科書レベルの知識を確実に理解し、基礎問題から応用まで繰り返し演習。
・論理的な記述力:物理・化学の考察問題で過程を論理的に説明できるよう練習する。
・時間配分を意識:解答量が多いので、スピードを意識しながら解く練習を行う。
日本史
試験時間
150分(日本史・世界史・地理のうち2科目選択)
出題形式
全て記述式で、論述やテーマ別問題が中心です。地理は地形やデータ分析が出題されることもあります。
対策ポイント
・論述力の向上:要点を簡潔にまとめる練習を行い、出題者の意図を汲んで書けるようにする。
・時事問題のチェック:特に地理は時事的なテーマが出題されやすいため、新聞やニュースで最新の話題に触れておく。
・テーマ別の対策:日本史・世界史は政治・文化史、地理は地形や環境などの分野ごとに知識を整理しておく。
過去問演習:出題傾向が決まっているので、過去問を繰り返し解き、問題の特徴に慣れる。
東京大学合格レベルまで実力をつけるのに不安がある人は、是非ノエクリの授業を受けにきてください!
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投稿者
荷川取
富士校舎の校舎長荷川取です!
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