進学個別指導塾ノエクリ

ブログ

BLOG

【推薦・総合型・一般】どの受験スタイルが最適?高校生のための最新受験戦略2025

荷川取

【推薦・総合型・一般】どの受験スタイルが最適?高校生のための最新受験戦略2025

こんにちは。進学個別指導塾ノエクリの荷川取です。

大学受験は**「推薦選抜」「総合型選抜」「一般選抜」**の大きく3つの方式があります。近年、推薦選抜や総合型選抜(旧AO入試)の枠が拡大され、一般入試のみで勝負するよりも、複数の選択肢を持つことが重要になっています。

「どの受験方式が自分に合っているのか?」 「共通テスト対策はいつから始めるべき?」 「推薦入試と一般入試、どちらを優先すべき?」

これらの疑問に答えながら、最新の受験戦略を解説します!


①-1 推薦入試(学校推薦型選抜・指定校推薦)

📌 特徴

  • 評定平均が重視されるため、高校の成績がカギとなる。
  • 指定校推薦は確実な合格が狙えるが、受験可能な大学・学部が限定される。
  • 公募推薦は、大学ごとに試験(小論文・面接など)が課されることが多い。
  • 近年、国公立大学でも推薦入試の枠が増加している。

推薦入試は、学力試験だけでなく、高校3年間の成績や人物評価が重視されるため、早めの準備が必須です。特に、高1・高2のうちから定期テストの対策を怠らず、成績を安定させることが重要です。

📌 具体例

  • 早稲田大学 教育学部(公募推薦):評定平均4.0以上。小論文+面接での選考。
  • 同志社大学 経済学部(公募推薦):評定平均3.4以上。小論文+面接での選考。
  • 静岡大学 人文学部(学校推薦型選抜):学習成績概評がA段階以上。小論文+面接での選考。(共通テストありとなしの2パターン)
  • 名古屋大学 工学部(学校推薦型選抜):共通テスト+面接。

📌 対策ポイント

定期テストで高得点を維持し、評定平均を上げる。
志望大学の推薦枠の基準を早めに確認し、高1・高2の成績を意識。
推薦書・志望理由書の作成を高2の終わりまでに準備開始。
小論文・面接の練習を夏~秋の段階でスタート。
大学ごとの推薦入試の試験内容(共通テスト併用型・面接重視型など)を把握。

📌 注意点

推薦入試は、高校の成績や人物評価が重視される一方で、一般入試と異なり、志望校の変更がしにくい点に注意が必要です。例えば、推薦で落ちた場合、一般選抜に回ることになりますが、その準備が不足していると合格の可能性が低くなります。

そのため、推薦入試を考えている場合でも、一般選抜に向けた学習を並行して進めておくことが必須です。
推薦入試での合格を狙いつつも、万が一に備えた学力強化を怠らないことが重要です!


①-2 総合型選抜入試

📌 特徴

  • 学力試験よりも「人物評価」が重視される。
  • 小論文・面接・活動実績・自己PRなど多様な評価基準がある。
  • 出願にはエントリーシートやポートフォリオの準備が必要。
  • 大学ごとに求める人物像が異なるため、事前の情報収集が必須。
  • 試験科目がない場合でも、思考力・表現力を問う内容が多い。

総合型選抜は、一般入試と異なり「大学が求める人物像に合っているか」が最も重視される試験です。そのため、単なる学力試験の準備ではなく、自分の強みや将来のビジョンをしっかり持ち、それを言語化できるようにすることが重要です。

📌 具体例

  • 慶應義塾大学 環境情報学部(SFC):書類選考+面接。探究型の研究計画が求められる。
  • 青山学院大学 国際教養学部:筆記試験+面接。
  • 大阪大学 人間科学部:共通テスト+小論文+面接。
  • 東北大学 文学部:学習成績概評A段階。筆記試験+面接。

📌 対策ポイント

小論文・面接対策は夏~秋にかけて重点的に練習。
部活動・ボランティア・コンテストなどの実績を積極的にアピール。
エントリーシート・志望理由書の作成を早めに進める。
過去の合格者のエントリーシートや面接内容を分析し、傾向を把握。
グループディスカッションが課される大学では、模擬練習を重ねる。

📌 注意点

総合型選抜は、「学力試験がないから楽」と誤解されがちですが、実際には一般入試以上に対策が必要になることもあります。
特に、総合型選抜を受験する人の中には、一般選抜を視野に入れず準備するケースもありますが、推薦入試と同様に万が一不合格となった場合、一般入試への切り替えが難しくなることが多いです。

そのため、総合型選抜を目指す場合でも、最低限の学力試験対策を継続し、一般選抜への準備も同時に進めることが重要です!


①-3 一般入試(一般選抜)

📌 特徴

  • 大学独自の試験が課され、共通テストと異なる出題傾向がある。
  • 学力試験がメインのため、長期的な学習計画が必要。
  • 難関大学では記述式(大学別入試)の得点比重が高く、思考力・表現力が問われる。
  • 文系・理系で出題傾向が大きく異なり、大学ごとの対策が必須。
  • 国公立大学では共通テストと二次試験の両方が必要になるため、バランスの取れた学習が求められる。

📌 具体例

  • 東京大学 文科三類:共通テスト+英語・国語・数学・地歴の記述試験。
  • 京都大学 理学部:共通テスト+英語・国語・数学・物理・化学の記述試験。
  • 早稲田大学 法学部:一般選抜では英語・国語・選択科目(地歴・公民・数学から1つ)の3科目。
  • 大阪大学 医学部:共通テスト+数学・物理・化学・英語の個別試験。
  • 明治大学 商学部:英語・国語・選択科目(地歴・公民・数学から1つ)。共通テスト利用入試と一般入試の併用が可能。

📌 対策ポイント

大学ごとの傾向を分析し、過去問演習を徹底する(高3夏~秋)。
英語・数学・国語の「記述対策」を早めに開始。
共通テストと並行して、志望大学の独自試験対策を進める。
国公立大学志望者は、共通テストと二次試験の配点バランスを考慮し、得点戦略を立てる。
私立大学志望者は、共通テスト利用入試の可能性も検討し、併願戦略を練る。
模試を活用し、時間配分や解答スピードを向上させる。

📌 注意点

一般選抜は、試験本番での得点が合否を左右するため、学力のピークを受験直前に持ってくるような学習計画が求められます。
また、私立大学・国公立大学ともに、入試方式が多様化しているため、「共通テスト利用入試」や「併願校の一般入試」を組み合わせる戦略が重要です。

特に、国公立大学志望者は、共通テストで失敗すると志望校変更を余儀なくされるため、共通テストの対策を怠らず、安定した得点を確保することが必須です。
また、私立大学の難関学部を志望する場合は、文系なら英語・国語、理系なら英数の得点力を重点的に伸ばすことが合格のカギとなります。

一般選抜を狙う場合、共通テスト・大学独自試験の両面から戦略的に学習を進めることが成功のポイントです!


📌推薦入試型が向いている人

高校の成績(評定平均)が4.0以上ある

得意・不得意科目の差が少ない

基礎力があり、全科目バランスよく得点できる

→ 定期テストの点数を確実に取りつつ、並行して受験に向けた学習を!


📌 総合型選抜型が向いている人

好きなことややりたいことがハッキリしている

小論文・面接に自信がある or 練習すれば伸びそう

ボランティア、プログラミング、スピーチなど勉強以外での活動に力を入れている

年内に進路を決めて、早めに大学生活の準備をしたい

→ 定期テスト対策+小論文・面接練習を並行して進める!


📌 一般入試型が向いている人

学力試験で勝負したい

共通テストよりも二次試験のほうが得意

記述問題・応用問題に対応できる思考力を身につけたい

→ 高3夏までに基礎固めを終わらせ、秋から過去問演習へ!


📌 【春~夏】基礎固め&推薦・総合型選抜準備

✅ 英語・数学・国語の基礎固め(単語・文法・計算練習)

✅ 評定平均を意識した定期テスト対策

✅ 推薦・総合型選抜を視野に入れるなら、志望理由書の準備開始

📌 【秋~冬】共通テスト&一般選抜対策

✅ 共通テスト対策の演習開始(過去問・模試活用)

✅ 推薦・総合型選抜を受ける人は面接・小論文対策

✅ 志望大学の個別試験対策(記述問題・論述対策)

📌 【直前期】ラストスパート!

✅ 過去問演習で時間配分の最終調整

✅ 共通テスト利用入試の出願戦略を決定

✅ 体調管理&生活リズムを整える


📌 【春~夏】基礎固め&学習習慣の確立

✅ 定期テストで評定を維持し、推薦入試の可能性を残す

✅ 英語・数学の演習を増やし、苦手をつくらない

✅ 共通テストの出題傾向を軽くチェック

📌 【秋~冬】模試活用&応用力強化

✅ 全国模試を受験し、志望校の判定を確認

✅ 推薦・総合型選抜を考えるなら、課外活動・小論文対策を開始

✅ 一般選抜を狙う場合、志望校の過去問を1年分解いてみる


📌 【春~夏】勉強の土台づくり

✅ 定期テストの勉強習慣を確立(学年トップ層を狙う)

✅ 英語の語彙力強化&数学の公式理解

✅ 学校の授業+αの学習で、進学校のペースに慣れる

📌 【秋~冬】将来の選択肢を増やす準備

✅ 部活動やボランティアなど、活動実績を増やす

✅ 志望大学の情報収集を始める(オープンキャンパス・学部研究)

✅ 早めに模試を受け、大学受験のイメージをつかむ


大学受験は、「共通テスト」「推薦入試」「一般入試」のどの方式を選ぶかで、戦略が大きく変わります。

共通テスト重視なら、基礎力&時間管理を鍛える!
推薦入試を狙うなら、評定平均+小論文・面接対策!
一般入試なら、記述問題&大学ごとの過去問演習が必須!


大学受験にはさまざまな方式があり、どのスタイルが自分に合っているのかを見極めることが重要です。しかし、多くの受験生は「推薦を狙うべき?」「一般入試一本で戦うべき?」といった迷いを抱えています。

📌 ノエクリの強みは、すべての受験方式に対応した指導が可能なこと!

推薦入試対策:定期テスト対策・評定管理・志望理由書の添削・小論文指導・面接練習
総合型選抜対策:エントリーシート添削・ポートフォリオ作成・プレゼンテーション指導・グループディスカッション対策
一般入試対策:共通テスト対策・志望大学別の記述対策・過去問演習・個別弱点補強

ノエクリでは、一人ひとりの目標や現状に応じて、「どの受験方式が最適なのか?」を一緒に考え、成功への最短ルートを提案します。

「まだ受験方式を決めかねている」「どの対策を優先すればいいかわからない」という方も、まずは無料相談で、あなたにピッタリの学習プランを一緒に作りましょう!

投稿者

荷川取

富士校舎の校舎長荷川取です!

▲▲クリックして荷川取のブログ一覧(47ブログ公開中)を見る

お問い合わせ・ご相談は
こちらから

まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

お問い合わせフォーム